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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000185942
提供館
(Library)
千葉県立西部図書館 (2120003)管理番号
(Control number)
千県西-2018-0010
事例作成日
(Creation date)
2010年02月24日登録日時
(Registration date)
2015年12月18日 14時42分更新日時
(Last update)
2019年02月14日 16時57分
質問
(Question)
昭和14年の製造業(できれば鉄鋼の工場労働者)の初任給および平均賃金を知りたい。
回答
(Answer)
〇初任給について
以下の資料に関係する記載がありました。いずれも国立国会図書館デジタルコレクション( http://dl.ndl.go.jp/ )資料で、公開範囲は国立国会図書館内/図書館送信参加館限定となります。
送信参加館については、図書館向けデジタル化資料送信参加館一覧( http://dl.ndl.go.jp/ja/soshin_librarylist.html )をご覧ください。

【資料1】『日本製鉄株式會社八幡製鐵所勞務概要 昭和14年1月1日現在』(八幡製鉄所庶務部 1939)
9コマ目「三 給与」の項に、初任日給として職工と定期工それぞれの上限が記されています。
【資料2】『國家總動員と勞働統制』(淺沼稻次郎 喜入虎太郎共著 清談社 1939)
65コマ目~「未経験労働者の初給賃金の公定」の項に、当時の賃金統制令の解説とともに東京府市の旋盤工、仕上工、機械工、グラインダー工、組立工、プレス工、ボール盤工、ターレット工、板金工、鍛冶工、配達、雑役夫の初給賃金の範囲が記されています。
【資料3】『総動員法労務関係勅令疑義解釈集』(労働事情研究所編 労働事情研究所 1939)
198コマ目「中央賃金委員会の答申」より、昭和14年6月24日に当委員会総会が可決した工場未経験労働者(男子)の初給賃金標準額が記載されています。

〇平均賃金について
以下の資料に記載がありました。【資料4】は国立国会図書館デジタルコレクションのインターネット公開資料です。

【資料4】『賃銀統計表 昭和14年』(商工大臣官房調査課編 東京統計協会 1940)( http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446064
昭和14年の全国平均賃金の実額が載っており、金属工業、機械器具工業における各職工について記載があります。
【資料5】『日本長期統計総覧 第4巻』(日本統計協会編 日本統計協会 1988)には、次のとおり統計が掲載されています。
p232「職種別平均賃金-日額(昭和6~14年)」(参考 商工省「賃金統計表」より)
p242「男女別鉱山・交通・工場労働者の平均現金給与額-日額(大正15年~昭和20年)」(参考 内閣統計局「毎月勤労統計調査」より)
【資料6】『完結昭和国勢総覧 第3巻』(東洋経済新報社 1991)には次のとおりの統計が掲載されています。
p15「戦前の実収賃金額(日額)(大正15年~昭和14年)」(参考 日本銀行「労働統計」より)
p18「工場労働者の産業別1日平均賃金(大正12年~昭和20年)」(参考 内閣統計局「賃銀毎月調査」、「労
働統計毎月実地調査」より)
p66「戦前の職種別1日あたり賃金(大正15年~昭和14年)」(参考 商工省「賃金統計表」より)
回答プロセス
(Answering process)
・事前調査事項にある『日本長期統計総覧』『完結昭和国勢総覧』を確認し、【資料5】【資料6】の記載が見つかりました。
・「賃金」(分類記号 366.4)の棚をブラウジングし、「賃金統制令」「賃金規則」というキーワードを得ました。国立国会図書館デジタルコレクションを「賃金統制」「賃金規則」で簡易検索し、出版年を1939年以降に絞ると【資料1】から【資料3】が見つかりました。
・当館蔵書検索システムで「件名:賃金-統計」として検索すると『賃銀統計表』の昭和6年から昭和13年までを所蔵していることがわかりました。昭和14年のものは所蔵していなかったため、国立国会図書館デジタルコレクションで検索し、【資料4】が見つかりました。
事前調査事項
(Preliminary research)
「目で見る日本の100年」矢野恒太記念会には,1955年(昭和30年)の製造業の賃金からでした。
また,「日本長期統計総覧」の第19章労働・賃金の項では,製造業は昭和33年からでした。
他に戦前の賃金を調べる資料を所蔵していません(完結昭和国勢総覧など)インターネットでも,昭
和14年の統計が見当たりませんでした。
 以上ですが,よろしくお願いします。
NDC
経営管理  (336 9版)
労働経済.労働問題  (366 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】『日本製鉄株式會社八幡製鐵所勞務概要 昭和14年1月1日現在』(八幡製鉄所庶務部 1939)
【資料2】『國家總動員と勞働統制』(淺沼稻次郎 喜入虎太郎共著 清談社 1939)
【資料3】『総動員法労務関係勅令疑義解釈集』(労働事情研究所編 労働事情研究所 1939)
【資料4】『賃銀統計表 昭和14年』(商工大臣官房調査課編 東京統計協会 1940)
【資料5】『日本長期統計総覧 第4巻』(日本統計協会編 日本統計協会 1988)
【資料6】『完結昭和国勢総覧 第3巻』(東洋経済新報社 1991)
キーワード
(Keywords)
賃金
統計
給与
初任給
初給賃金
賃金統制令
賃金規則
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
書誌的事項調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000185942解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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