レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年10月11日
- 登録日時
- 2013/10/11 13:18
- 更新日時
- 2013/10/11 13:55
- 管理番号
- 20131011-2
- 質問
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解決
川中島の合戦について対戦数は2回だと主張し、具体的検証を試みた北村建信の著作を見たい。
- 回答
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→ 北村 建信著.『甲越川中島戰史』.報國學會,1932,381p.
国立国会図書館関西館ほか、新潟県や山梨県立図書館、県立長野図書館などの公共図書館や大学図書館等でも多数所蔵されている。
- 回答プロセス
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◆ CiNii Booksを使って、著者名 Kw:“北村建信”で検索する。1件7機関で所蔵あり。
(http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA33840601 last_access:2013-10-11)
◆ NDL_Searchを使って、著者名 Kw:“北村建信”で検索する。1件6機関で所蔵が見つかる。
・またNDL館内閲覧制限ではあるがデジタル化資料(資料1)も存在する。
(http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000740704-00 last_access:2013-10-11)
◆ 旧陸軍関係の人名録、『福川秀樹編/日本陸海軍人名事典』、『外山操篇/陸海軍将官人事総覧:陸軍篇』、『福川秀樹編/日本陸軍将官辞典』のいずれも、北村建信少佐についての記述は見つけられなかった。
◆ 参考 〔WikiPedia:川中島の戦い〕の記述には、
「なお、上記の「五回説」が現在では一般的であるが、異説も存在する。特に明治期には田中義成が軍記物の信憑性を否定し、上記第二次と第四次のみを確実とする「二回説」を提唱した。1929年には渡辺世祐がはじめて五戦説を提唱し、戦後には小林計一郎以来この五回説が支持されている。二回説は直接両軍が交戦した二回までは記録が残っているが、他の戦いは交戦を避けたりしている場合が多いため、1932年の北村建信ら「二回説」を主張する研究者の理屈にも一定の説得力があるといえるが、一般的とは言いがたい。」とある。
(http://bit.ly/16Uu0nX last_access:2013-10-11)
- 事前調査事項
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○山梨 勝之進著.歴史と名将:戦史に見るリーダーシップの条件.毎日新聞社,1981,380p.(資料2)に、著者が最も信頼できる戦史資料として北村 建信陸軍少佐の著作についての言及があった。
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 中部地方 (215 9版)
- 小説.物語 (913 9版)
- 参考資料
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【資料1】.国立国会図書館デジタル化資料(館内限定閲覧) : 甲越川中島戰史.
(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1209013 last_access:2013-10-11) -
【資料2】.山梨勝之進 著. 歴史と名将 : 戦史に見るリーダーシップの条件. 毎日新聞社, 1981.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001526628-00
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【資料1】.国立国会図書館デジタル化資料(館内限定閲覧) : 甲越川中島戰史.
- キーワード
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- 日本史-戦国時代
- 武田信玄
- 上杉謙信
- 川中島合戦
- 甲陽軍艦
- 武田三代記
- 北越軍記
- 北越軍談
- 軍記物語
- 長野県
- 新潟県
- 日本陸軍
- 戦史研究
- 戦績
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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○日本陸軍の軍人の経歴を調べたい。(近畿大学中央図書館)
(https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000023674)
- 調査種別
- 書誌的事項調査 所蔵調査
- 内容種別
- 歴史
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000138215