レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/08/23
- 登録日時
- 2007/12/04 02:10
- 更新日時
- 2007/12/14 15:26
- 管理番号
- Q2006Y0106
- 質問
-
未解決
30年ほど前に読んだ絵本について
・男の子が描いたものが本物になるチョーク(クレヨン)をもらうか拾う
・最初は欲しいものや食べたいものなど自分のために使う
・事件が起こり、残っていたチョーク(クレヨン)でピンチを切り抜ける
・横長でハードカバーのカラー絵本
- 回答
-
児童書総合目録(http://www.kodomo.go.jp/function/index.html)、NDL-O
PAC(http://opac.ndl.go.jp/)のほか、インターネット検索エンジンgoogle(http://www.google.co.jp/)等を用い「チョーク」「クレヨン」「本物」などのキーワードで検索し、資料に当たりましたが、お探しの条件にすべて合致する絵本はありませんでした。
また、当館所蔵の児童雑誌『こどものとも』、『キンダーおはなしえほん』など数種類の絵雑誌を1965年から1975年まで確認しましたが、見つかりませんでした。
すべての条件を満たすわけではありませんが、比較的お探しの絵本に近いと思われるものをいくつかご紹介します。
○『まほうのチョーク』 シンケン・ホップ作 山室静訳 司修絵 東京 偕成社 昭和41 168p 図版 ; 23cm <世界の子どもの本 ; 13>(当館請求記号 Y7-478)
絵もたくさん入っていますが、読み物です。内容は、描いたものが本物になるチョークを拾った男の子が、塀に少年を描くと、塀から飛び出してソフスと名乗ります。二人はチョークで描いた門の中に入り次々と愉快な体験をします。
○えのなかのおともだち:『こどものくに. チューリップ版』 鈴木出版 2(1) 1974.4(当館請求記号 Z32-538)
横長ですがハードカバーではありません。内容は、男の子が留守番中に友達の絵を描くと、友達が絵から抜け出します。おもちゃや動物、食べ物など次々に描きますが、怪獣は大きすぎて家に入れず、みんなで広い原っぱでパーティーをします。
○こぐまのたからもの:『エースひかりのくに』 ひかりのくに株式会社 4(2) 1972.5(当館請求記号 Z32-29)
縦長でハードカバーではありません。内容は薬をあげた代わりに、さんぺいはこぐまから赤い粒を三つもらいます。その粒でぼうしの絵を描くと本物の帽子に。動物たちが集まってきたので、ふたつ目の粒で大きなオムレツを、最後の粒で大きなコーヒーを描き、みんなで仲良く飲みました。
○『はろるどのふしぎなぼうけん』 クロケット・ジョンソン作 岸田衿子訳 東京 文化出版局 1971 64p ; 22cm <ミセスこどもの本>(当館請求記号 Y17-3638)、『はろるどとむらさきのくれよん』 クロケット・ジョンソン作 岸田衿子訳 東京 文化出版局 1972 64p ; 22cm <ミセスこどもの本>(当館請求記号 Y17-3859)、『はろるどまほうのくにへ』 クロケット・ジョンソン作 岸田衿子訳 東京 文化出版局 1972 64p ; 22cm <ミセスこどもの本>(当館請求記号 Y17-3860)
縦長の小型の本です。むらさき色のくれよんを持ったはろるどが、道や乗り物や建物を描き冒険するシリーズです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漫画.挿絵.児童画 (726 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 絵本
- チョーク
- クレヨン
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- ストーリーレファレンス
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000039966