レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/04/12
- 登録日時
- 2007/12/08 02:10
- 更新日時
- 2008/03/13 15:06
- 管理番号
- B2007Y個0038-6
- 質問
-
解決
牛の解体方法について書かれた資料を紹介して欲しい。
- 回答
-
牛の解体方法について書かれた当館所蔵資料のうち、比較的近年に発行されたものを数点、次のとおりご紹介します(【 】内は当館請求記号)。
(1)『畜産食品の事典』(朝倉書店 2002 【PC2-H1】)
pp.217-218が「10.と畜・解体の技術」となっており、「a.と畜場法」、「b.と畜技術」、「c.解体技術」が解説されています。「c.解体技術」では、と畜後の解体手順が解説されています。
(2)『畜産総合事典』(朝倉書店 1997 【RB2-G24】)
pp.185-186に「屠畜と食鳥処理」の項目となっており、家畜を処理して出荷するまでの過程が説明されています。また、p.185の「図9.11 屠畜処理工程フローシート例」があり、牛と豚の解体ラインが絵で説明されています。
(3)『新編畜産大事典』(養賢堂 1996 【RB2-G9】)
p.759に「(a)牛肉の処理」が掲載されており、「ⅰ)と殺・解体」、「ⅱ)放血」、「ⅲ)解体・剥皮」、「ⅳ)背割り」の項目について説明されています。また、p.760には「表Ⅰ-13-3 ウシの解体整形方法」があり、解体手順の要領が表で示されています。
(4)『原色食品加工工程図鑑 改訂』(建帛社 1994 【PC21-E110】)
pp.106-107に牛及び豚の屠殺から解体・精肉までの工程が図で示されています。
(5)『食品加工学:加工貯蔵の理論と実際』(学文社 1997 【PC21-G26】)
pp.187-188に「13.1 食肉」の項があり、家畜が屠殺されてから加工される処理工程について説明されています。
(6)『肉の科学』(朝倉書店 1996 【PC81-G6】)
pp.20-24に「2.2 家畜から食肉になるまで」が掲載されており、「スタニング工程」、「放血工程」、「と体洗浄工程」、「肢端切断工程」など、屠殺から解体までの工程が詳しく説明されています。
(7)『新食品加工学』(医歯薬出版 1999 【PC21-G50】)
pp.137-138に「食肉の処理」が掲載されており、生体から精肉までの処理工程が解説されています。
以上のほか、JDreamⅡで、「牛」、「屠殺」、「解体」などのキーワードで検索して得られた結果のうち、ご照会の事項に関連する内容を掲載していると思われる記事を次のとおりご紹介します。
・山奈津子、太田かおり他「衛生的な牛解体処理への取り組み」(『北海道獣医師会雑誌』 49(8) 2005.8 p.297 【Z18-613】)
・宇都宮励起「食肉センターの衛生と食肉処理について」(『家畜衛生学雑誌』 32(1) 2006.8 pp.38-42 【Z18-1534】)
・神田宏、入江正和「と畜処理における肉質管理」(『食肉の科学』 43(1) 2002.6 pp.19-32 【Z17-665】)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 畜産製造.畜産物 (648 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 畜産学
- 牛
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- NDC副出:640;588
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000040137