レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/06/18
- 登録日時
- 2010/06/28 16:14
- 更新日時
- 2015/12/04 13:35
- 管理番号
- 日進10S-11
- 質問
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解決
「迦陵頻伽」(かりょうびんが)という美女の顔をした鳥の繪が見たい。
- 回答
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下記資料を紹介する。
『広辞苑 第六版』新村出編/岩波書店/2008/(813.1/0137/1)p606
『仏画の鑑賞基礎知識』有賀祥隆/至文堂/1991/(721.1/03)p138
『日本大百科全書 5』小学館/1985/(031/014/5)p883
『世界大百科事典 6』平凡社/2007/(031/043/6)p178-179
『名宝日本の美術 9』田口栄一/小学館/1982/(708/015/9)図版Ⅱ42、p103
- 回答プロセス
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『広辞苑 第六版』(813.1/0137/1)で「かりょうびんが」と引くと絵と意味が掲載されていた。
ブラウジングで『仏画の鑑賞基礎知識』(721.1/03)目次より、「3.仏画の内容に関する基礎知識-“ほとけ”の意味・なりたち」-「天」に「迦陵頻伽」を見つけ確認する。写真187(奈良国立博物館・牛皮華鬘(ごひけまん))とある。(*1 備考参照)
『日本大百科全書』(031/014/5)で「かりょうびんが」の項目を引くと写真掲載あり。写真の説明に「中尊寺金色堂内の金銅華鬘(こんどうけまん)にみえる迦陵頻伽文」との記述あり。
また「迦陵頻伽」の説明中に「浄土曼荼羅絵では人頭鳥身の姿に描かれる」と記述があったので、自館OPACにてキーワード「浄土曼荼羅」で検索をする。
『日本浄土曼荼羅の研究』(186.8/05)→×
『ブリタニカ国際大百科事典』(031/031/4)→×
『世界大百科事典』(031/043/6)に中尊寺金色堂、螺鈿八角須弥壇格狭間の写真掲載あり。
自館OPACにてキーワード「中尊寺」で検索。
『名宝日本の美術9 平等院と中尊寺』(708/015/9)の目次より「金銅華鬘」を見つけ、図版42写真を確認する。
他にp103に螺鈿八角須弥壇の迦陵頻伽の写真も掲載されていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏教 (180 7版)
- 芸術.美術 (700 7版)
- 参考資料
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- 『広辞苑 第六版』新村出編/岩波書店/2008/(813.1/0137/1)p606
- 『仏画の鑑賞基礎知識』有賀祥隆/至文堂/1991/(721.1/03)p138
- 『日本大百科全書 5』小学館/1985/(031/014/5)p883
- 『世界大百科事典 6』平凡社/2007/(031/043/6)p178-179
- 『名宝日本の美術9』田口栄一/小学館/1982/(708/015/9)図版Ⅱ42、p103
- キーワード
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- 迦陵頻伽
- 仏教
- 仏画
- 中尊寺金色堂
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- *1 奈良国立博物館HP「収蔵品データベース」にてみることが出来る。http://www.narahaku.go.jp/collection/d-751-0-1.html (2015/12/4最終アクセス)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 司書講習生
- 登録番号
- 1000068552