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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000038423
提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
C2007T0707
事例作成日
(Creation date)
2007/07/07登録日時
(Registration date)
2007年10月26日 02時11分更新日時
(Last update)
2012年03月21日 14時19分
質問
(Question)
農業用資材(特に農業用フィルム)の市場動向がわかる資料を知りたい。
回答
(Answer)
農業用資材、中でも「農業用フィルム」の市場動向に関する資料をご紹介します(【】内は当館請求記号)。
 
1.総合的な資料
●『農業資材年鑑』平成19年度(農材通信社 年刊 【Z43-2627】)
「園芸施設」、「施設園芸用機器」、「被覆資材」(農業用フィルムはここに含まれます)、「フィルム止め具」、「支柱」、「保温資材」、「遮光資材」、「灌水資材」、「防虫・防風・防鳥資材」、「果樹容器」、「野菜包装ネット」、「その他農業資材」に分類された約50品目の市場概況(それぞれ約半ページ程度の簡易なもの)が載っています。続いて各商品名、商品の特徴、取扱企業名等が紹介されています。巻末に「農業資材関係団体名簿」、「農業資材メーカー住所一覧」があります。
2. 農業用フィルムに関する資料(市場動向)
施設園芸(ビニールハウス等)では被覆資材を用いて外界と隔離し、栽培が行われています。日本では長い間被覆資材として、保温性に優れた「農ビ」(農業用塩化ビニールフィルム、PVC)というプラスチックフィルムが利用され、高い普及率を誇ってきました。ただし、長期使用可能なポリオレフィン系のフィルムが開発されたこと、一定以下の温度で燃焼させるとダイオキシンが発生するという廃棄資材の処理問題があること等から、ここ10年あまり伸び悩んでいます。(参考:『戦後日本の食料・農業・農村 第7巻 農業資材産業の展開』 農林統計協会 2004 【DM21-H52】pp.242-243)
土壌の保温等に使用されるマルチフィルムでは、生分解性フィルムが増えています。価格が高いため普及率はまだ低めですが、フィルムの除去作業や産業廃棄物としての処理が不要なため、農作業の省力化と環境保全の観点から、今後需要が伸びると思われます。
(参考「三菱化学グループのフィルム・シート」:( http://www.film-sheet.com/topics/index.html )より、「農業用フィルムの動向」、「生分解性プラスチックフィルムの動向」)
●『プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望 2004』(富士キメラ総研 2004 【DL741-H13】)
pp.131-135「PVC農業用フィルム(農ビ)」に、市場動向、今後の方向性等が載っています。p.135の「世界市場とグローバル化動向」によると、農ビは日本の気候風土の中で独自に開発されてきたもので、輸入も海外への輸出もない(日本が市場の100%を占める)製品です。pp.179-183「生分解性プラスチックフィルム・シート」にも農業用フィルムに関する記述があります。
●『ソフトポリマーの競合分析と市場予測』(シーエムシー・リサーチ 2003 【DL528-H13】)
pp.135-147「第4章 農業用フィルム」に、「1.農業用フィルムの種類と特徴」、「2.農業用フィルムの需給構造」、「3.農業用ビニルフィルムメーカーのポリオレフィンへのシフト」、「4.農ビとポリオレフィン系フィルムの需要予測」、「5.硬質フィルムの需要予測」という項目があります。また、「第1章 軟質塩化ビニルと非塩ビ系ソフトポリマーの将来予測」にも農業用フィルムの需要推移、需要見通しに関する記述があります。
●『アグリ関連市場の現状と将来展望 2006』(富士経済 2005 【DM21-H134】)
pp.146-150「生分解性被覆資材」では、農業用被覆資材を用途に応じて8つに分類し、その中でも需要がある「マルチフィルム」、一部の製品で生分解性が登場している「外張り資材(トンネル用)」、「保温資材」、「遮光資材」、「ネット資材」を対象にしています。市場動向(市場規模推移、金額ベースのメーカー別シェア)、今後の方向性、主要参入企業一覧等が載っています。
●『機能性高分子フィルムの現状と将来展望 2005』(富士キメラ総研  2004 【DL528-H41】)
pp.319-325「生分解性プラスチックフィルム」の中に、農業用フィルムに関する記述があります。
●『プラスチックス』(工業調査会 月刊  【Z17-158】)
毎年1月号で「日本プラスチック産業の展望」、6月号で「統計でみるプラスチック産業の一年」の特集を行っています。次項でご紹介する統計をベースにした動向分析等も載っており、農業用フィルムに関する記述もあります。
3.農業用フィルムに関する資料(統計)
●『紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報 平成17年』(経済産業省経済産業政策局調査統計部〔編〕 経済産業統計協会 年刊 【Z41-505】)
pp.90-91「プラスチック製品統計(製品統計)」に「農業用フィルム」の平成17年の数量(生産、受入、消費、出荷、在庫)、p.94に平成13年~17年(17年は月別、四半期別もあり)の数量が載っています。pp.112-113「プラスチック製品統計(原材料統計)」には、「生産品目別消費内訳(原材料樹脂別)」が載っています。原材料には塩化ビニル樹脂等がありますが、「生産品目」の区分が「フィルム・シート」という大きな区分になっているため、農業用の消費内訳は分かりません。
最新の統計は、経済産業省ホームページ内の紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計確報( http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2d7100j.html )でご覧になれます。
●「塩ビの生産出荷データ」( http://www.vec.gr.jp/enbi/seisan.htm
塩ビ・工業環境協会HP内のデータです。「塩化ビニル樹脂の用途別構成比率とその推移」、「塩化ビニル樹脂の産業部門使用比率とその推移」に関連データが載っています。
●「ポリオレフィンフィルムの年別出荷状況」( http://www.pof.or.jp/data/index.html )
日本ポリオレフィンフィルム工業組合HP内のデータです。
上記資料は最近のデータを調べるためのものです。年代を遡って調べる際は、資料のタイトルや当館請求記号が異なる場合があります。当館蔵書検索・申込システムNDL-OPAC( http://opac.ndl.go.jp/index.html )によって、請求記号をご確認ください。
(インターネット最終アクセス:2007年7月7日)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
高分子化学工業  (578 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
プラスチックフィルム
プラスチック包装材料
農業資材
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000038423解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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