レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/02/08
- 登録日時
- 2011/07/12 02:01
- 更新日時
- 2011/07/26 13:50
- 管理番号
- 埼久-2011-008
- 質問
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解決
化学品の世界の生産量と需要量について知りたい。特に2005年以降の以下の化学品についての世界の生産量・需要量のデータが知りたい。
1メタノール 2蟻酸 3蟻酸エステル 4ジメチルカーボネート 5エチレンカーボネート 6ポリカーボネート 7ウレタン 8尿素 9尿素樹脂 10尿素メラミン樹脂 11サリチル酸 12二酸化炭素・エボキシド交互共重合体
- 回答
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当館所蔵資料、オンラインデータベースを検索したが、以下のとおり、概略的な記述があった資料が1点のみで該当の記事は見つからず。
国会図書館ウェブサイトの「レファレンス・ナビ」に次の資料の紹介あり。
「内外化学品資料」(シーエムシー 年刊)
「化学産業に関する基礎的知識を得るための資料」(http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102235.php 2011/02/04最終確認)
下記の資料に概略的な記述あり。
雑誌「2010年版「世界化学工業白書」」(『化学経済 2010年3月臨時増刊』 化学工業日報社 2010)
p60-62 1メタノールについて2009年の世界の生産動向と需要動向・地域別需給、2010年の展望の記事があるが、具体的な生産量については記述なし。
「表2世界のメタノール需給」に2007、2008、2009年の需給量あり。典拠は見あたらず。
p111-113 6カーボネート樹脂(PC)について「需給推移」「新増設計画」「需要動向」の記事および「(表)PCの公称生産能力」(世界の代表的企業の2008、2009、2010年以降の生産能力の表)「図1 地域的生産能力構成(2009年)」(日本、アジア、米国・南米、欧州別の円グラフ)「図2 地域別需要構成(2009年)」(図1と同様な地域別の円グラフ)があり。
『メタノールエコノミー』(G.A.オラーほか著 化学同人 2010)
p325「2004年、全世界のメタノールの生産量は3200万トンであったが、2007年には4000万トンに達し、まだ着実に増加を続けている。」とあるが、典拠については記述が見あたらず。
以下はいずれも国内統計のみの資料である。
『化学品ハンドブック 2009』(重化学工業通信社・化学チーム編 重化学工業通信社 2009)
『15710の化学商品』(化学工業日報社 2010)
『化学工業年鑑 2008年版』(化学工業日報社 2008)
『化学工業統計年報 平成21年』(経済産業省経済産業政策局調査統計部 2010)
『日本の石油化学工業 2008年版』(重化学工業通信社 2007)
『石油化学工業年鑑 2003年版』(石油化学新聞社 2002)
『ケミカルビジネスガイド 2009』(化学工業日報社 2008)
- 回答プロセス
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当館所蔵資料および下記のデータベースを検索したが、断片的なデータや典拠のないデータしか見つからず。
インターネット情報を検索する。
《Google》で〈化学品&生産量&世界〉〈メタノール & 生産量 & 世界〉などを検索する。
オンラインデータベースを検索する。
《J-DreamⅡ》《MAGAZINEPLUS》でキーワード〈化学品 & 生産〉〈化学薬品 &生産〉〈化学製品&生産〉〈メタノール&生産量&世界〉などで検索する。
- 事前調査事項
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「新科学インデックス 2011年版」(化学工業日報社)
- NDC
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- 燃料.爆発物 (575 9版)
- 参考資料
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- 『化学経済 2010年3月臨時増刊』(化学工業日報社 2010)
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『メタノールエコノミー』(G.A.オラーほか著 化学同人 2010)
- キーワード
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- メタノール
- 化学品
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000088381