レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年9月28日
- 登録日時
- 2014/09/23 12:39
- 更新日時
- 2014/11/27 16:25
- 管理番号
- 秋田-1733
- 質問
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解決
仏教の「中有(ちゅうう)」(中陰ともいう)の起源を知りたい。仏陀(釈迦)が始めたものなのか、竜樹が始めたものなのか。
- 回答
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発見できず。
輪廻転生関係の本2冊
『輪廻転生の秘密 再生、カルマとそれを越える道』
『輪廻転生を考える 死生学のかなたへ』
や竜樹関係の本を紹介した。
- 回答プロセス
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「中有」が何かを調べる→「四有の一。衆生が死んで次の精を受けるまでの間。期間は一念の間から七日あるいは不定ともいうが、日本では四十九日。この間七日ごとに法事を行う。中陰⇒四十九日」(広辞苑第五版より)
「竜樹」がどんな人か調べる→「一五〇~二五〇年頃の南インドバラモン出身の僧小乗仏教から後に大乗仏教に転じ、空(くう)の思想を説いた。中観派の祖。また、中国・日本の諸宗はすべて竜樹の思想を承けているので、八宗の祖という。著「中論」「十二門集」「大智度論」など。ナーガールージュナー⇒竜猛(りゅうみょう)」(広辞苑第五版より)
「中有」「中陰」「四有」で検索するも、所蔵資料には関連資料なし。
利用者の方から「輪廻転生」で検索してみてほしいと頼まれ、検索結果16件中いくつかお持ちした中から上記2冊を貸出。
他、竜樹や大乗仏教関係の資料をいくつか紹介した。
- 事前調査事項
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ネットでは調べてみたとのこと。
- NDC
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- 人間学 (114)
- 各宗 (188)
- 参考資料
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- 『輪廻転生の秘密 再生、カルマとそれを越える道』本山博/著、宗教心理出版、1981
- 『輪廻転生を考える 死生学のかなたへ』渡辺恒夫著、講談社、1996
- キーワード
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- 中有
- 中陰
- 四有
- 竜樹
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000160151