レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/06/28
- 登録日時
- 2016/07/13 00:30
- 更新日時
- 2016/09/27 14:54
- 管理番号
- 6000028261
- 質問
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解決
幼少時のフィルム写真をプリントしたものを、スキャナでとりこみ、大画面に映し出してプロフィール動画として使いたいと思っている。
自宅で試してみたが、印画紙表面の凹凸も関係するのか、ぼやけて見づらいものにしかならない。この状況を改善するのに役立つ本はあるか。
業者に頼む予算がなく、高額な機器も持っていないので、できるだけ負担なく解決できる方法を探している。
- 回答
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所蔵資料を「写真 とりこみ」「写真 スキャナ」で検索すると、「デジタル化」に関する本がヒット。再度「デジタル化」をキーワードにして検索し、下記の本の内容を確認した。
『想い出の写真永久保存完全マニュアル』(東洋経済新報社)
p83-86に解像度についての項目があり。35ミリフィルムの画質は1300万画素程度といわれ、それをプリントしているので、やや解像度は落ちていると考えるのが妥当、加えてファイルサイズの観点からも、スキャン時のdpi(解像度を表す単位)の設定は300~600程度がよいのではないか、と記載されている。p7に96dpi、300dpi、1200dpiの解像度を比較したカラー写真があり。
『デジタル保存丸わかり ビデオ 写真 本 音楽 日経BPパソコンベストムック 中高年のデジタル指南書』(日経BP社)
p16-17「デジタル保存で失敗しないdpiの決め方」に、元の写真より大きく印刷したいときは引き伸ばしても300dpiが保たれるように設定すればよく、また印刷に適したdpiになっていれば他の用途で使うときも応用可能との記載があり。p23にjpeg写真の編集について簡単にふれている。
『ビデオ レコード 写真 本を簡単に「デジタル化」する』(笠倉出版社)
p74-77に、退色した写真の色をスキャナの付属ソフトで戻す方法の解説があり。p78-79にはフリーソフト「GIMP2」で写真の傷や破れを修復する方法の解説があり。
『思い出をデジタル化する本 写真・音楽・映像を高画質・高音質で永久保存!』(宝島社)
p10-11「紙焼き写真をスマホで取り込む」に、無料アプリ等を活用して写真をスキャン・編集する方法の解説があり。
『始めよう画像編集 トリミング サイズ変更 明るさ調整 日経BPパソコンベストムック 中高年のデジタル指南書』(日経BP社)
無料ソフトGIMPでの画像加工の方法があり。ぼんやりした写真・明るさの加工はp32-33。
『フィルム派カメラマンのためのスキャナー入門 ネガもポジも高画質スキャンで鮮やかに復活する!』(学研)
p16-17に解像度の設定が詳しい。全体にやや専門的。
また画像の加工については関連の書架も探し、少し古いが手法などが詳しい下記の本を合わせてご紹介した。
『食わず嫌いのための逆引きフォトレタッチ術』(日本カメラ社)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 情報学.情報科学 (007 9版)
- 撮影技術 (743 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 写真(シャシン)
- 加工(カコウ)
- レタッチ(レタッチ)
- デジタル化(デジタルカ)
- フィルム(フィルム)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000194625