このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000187831
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2016-031
事例作成日
(Creation date)
2015年05月05日登録日時
(Registration date)
2016年02月04日 10時13分更新日時
(Last update)
2016年09月06日 14時00分
質問
(Question)
熊谷の常光院に関係する、藤原常光と中条(藤原)家長の関係が知りたい。
回答
(Answer)
常光と家長の関係について記述のあったウェブサイトと資料を紹介した。

《熊谷大厄師 常光院 縁起》( http://userweb.inets.jp/jokoin/01.html  熊谷厄除大師常光院)
 家長は常光の孫との記述あり。
 「常光公の孫の中條出羽守藤次家長公は、16歳にて石橋山の合戦には既に頼朝公に扈従していて信任が厚く、関東武士では唯一人貞永式目制定に参画し、評定衆(現在の閣僚)として鎌倉に住んだため、自分の中條館を寺とし、(中略)祖父常光公及び殉死した愛童の菩提を弔うため、比叡山から天台の名僧金海法印を迎えて、建久3年(1192)開基したのが龍智山毘慮遮那寺常光院である。」

『中世武蔵人物列伝 時代を動かした武士とその周辺』(埼玉県立歴史資料館編 さきたま出版会 2006)
 p73「22中条家長」
 「常光院は、建久三(一一九二)年家長が祖父常光のため館の一部を寺にしたものといわれ、わずかに残された堀・土塁が当時の面影を伝えている(県指定史跡)。」
 「中条氏は、館跡内にある常光院の寺伝では藤原鎌足十六代の子孫である武蔵判官藤原常光が、長承(一一三二)元年国史として下向し、この地に館を構え土地の名をとって名乗ったのが始まりという。一方『吾妻鏡』では中条家長が、右馬允小野家長、前出羽守従五位下藤原朝臣家長と出てくるほか、(八田)知家の養子で父は義勝房成尋とある。これらのことから家長は武蔵武士の一つ横山党小野氏の出身で、後に藤原氏の一族である八田知家の養子に入り、中条の地に居を構えたものとも考えられる。」

『熊谷人物事典』(日下部朝一郎編著 国書刊行会 1982)
 p247-249「中条判官常光」「中条家長」
 「保延三年(一一三七)武蔵中条に下向した藤原判官常光の長子有家(中条新五と称す)の子が家長である。しかし『埼玉県史一二巻』には「中条保、源頼朝の重臣中条家長の居た処で利根川沿岸の沃野云々」とあり、始めて中条家長の名が現れている。中条氏を横山党の一族とし、決定打を加えたのは渡辺世祐著『武蔵武士』で、(中略)従って家長以後は、横山党の一族として記載する。家長は横山党の分派、資隆の三子成田成任の第二子成尋(出家して中条義勝坊法橋)の子。故あって下野の八田知家(中条藤次)の養子となったが、埼玉郡中条保(熊谷市中条)に住し中条家長を名乗る。」
回答プロセス
(Answering process)
1 自館目録を〈熊谷 & 資料区分:埼玉資料 & NDC分類〈28〉〉で検索する。
『熊谷人物事典』(回答資料)
自館目録を〈中世 or 武士 or 武将 & 資料区分:埼玉資料 & NDC分類〈28〉〉で検索する。
『中世武蔵人物列伝 時代を動かした武士とその周辺』(回答資料)

2 インターネット情報を確認する
《Google》( https://www.google.co.jp/  Google)を〈常光院 & 熊谷〉で検索する。
《熊谷大厄師 常光院》(回答資料)

その他調査済み資料
『熊谷市史』(熊谷市史編さん室編 熊谷市 1984)
『熊谷市内寺院八十九撰 ぶらっとくまがや寺のまち』(室田好男編 室田好男 2002)
『新編熊谷風土記稿』(日下部朝一郎著 国書刊行会 1978)
 p241「天台宗 常光院」「この家長公は新五有家の子で中条常光公の孫に当り(以下略)」
『藤原氏族の姓氏事典』(千葉琢穂編 展望社 1987)
 p28「道隆と道兼の流(北家)」系図四「八田知家(朝家)」あり。
 p113「中条(ちゅうじょう)」あり。熊谷の中条について記述なし。
『埼玉の館城跡』(埼玉県教育委員会編 国書刊行会 1987)
 p138「256中条氏館」「伝承・記録 鎌倉時代中条家長の館跡で、その祖常光のため館内に常光院を建てたと伝えるが、常光のことは確証がない。」

ウェブサイトの最終アクセス日は2016年4月25日。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション  (090 9版)
伝記  (280 9版)
参考資料
(Reference materials)
《熊谷大厄師 常光院 縁起》( http://userweb.inets.jp/jokoin/01.html  熊谷厄除大師常光院)
『熊谷人物事典』(日下部朝一郎編著 国書刊行会 1982), ISBN 9784336006271
『中世武蔵人物列伝 時代を動かした武士とその周辺』(埼玉県立歴史資料館編 さきたま出版会 2006), ISBN 4878911298
キーワード
(Keywords)
常光院(熊谷市)
藤原 常光(フジワラ ツネミツ)
中條 家長(ナカジョウ イエナガ)
熊谷市(埼玉県)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土 人物
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000187831解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!