レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/04/03
- 登録日時
- 2016/03/17 00:30
- 更新日時
- 2016/03/18 12:34
- 管理番号
- 横浜市中央2439
- 質問
-
解決
『続群書類従 第20輯 下 合戦部』(訂正3版 塙保己一/原編 太田藤四郎/補編 1958年)に
「惟任退治記(これとうたいじき)」(p.240~249)が載っているが、漢文体なので読みにくい。
読み下し文を掲載している資料はないか。
- 回答
-
「惟任退治記」読み下し文は、
次の資料2(1)『戦国史料叢書 〔第1期〕 1 太閤史料集』のp.23~43に掲載されていました。
なお、調査過程は次のとおりです。
1 「惟任退治記」について
まず、『群書類従』に収録されている資料の解題を掲載している
『群書解題』を確認したところ、別名などが分かりました。
『群書解題 第13巻』続群書類従完成会 1960年
p.111~112「惟任退治記」
p.111に“「惟任謀反記」とも呼ぶ。「天正記」の中の一巻。”と記載されています。
2 「天正記」の所蔵調査
横浜市立図書館蔵書検索で全項目「天正記」で検索してヒットした資料を確認したところ、
次の資料に「惟任謀反記」の読み下し文が掲載されていました。
(なお、全項目「惟任謀反記」はヒットがありませんでした。)
『戦国史料叢書 〔第1期〕 1 太閤史料集』
中村孝也/〔ほか〕監修 人物往来社 1965年
p.23~43「惟任謀反記」
なお、p.23の解題に“「続群書類従」巻五百八十九には、「惟任退治記」と題して収めてある。”と記載があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 8版)
- 個人伝記 (289 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000189511