レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年12月01日
- 登録日時
- 2012/07/03 19:05
- 更新日時
- 2019/04/07 10:34
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-1779
- 質問
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解決
『斐太高校百年史』に掲載されていた、梅村速水関連の史料の所在
①慶応4年7月1日に出した布告 ②「国中廻村教諭之略説」 ③「低声竊語」
- 回答
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①『萩原町史 第3巻 南飛騨の夜明け』第3章「梅村速水の革新施政」第3節「梅村県政と萩原」に布告の写しと翻刻が掲載されている。巻末「資料編」の「資料保有者と整理番号」によると旧萩原町(現下呂市)の個人蔵。
<2019.4.7追記>
② 『古川町史 史料編』(古川町,1982年刊)p.235~237に翻刻が掲載されている。所蔵は国府町立郷土館。
③ 上記『古川町史』p.224~235に「飛騨の墨縄 写」として翻刻が掲載されている。本文冒頭に「低声竊語又明道格言又改」とあり。所蔵館も同上。
- 回答プロセス
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<修正前の回答プロセス>
1 『斐太高校百年史』の参考文献欄を確認。『岐阜県史』『国府村史』は質問者が自身で確認するとのことだったので、それ以外で掲載されているのではないかと思われる資料を調査し、①③については確認。
2 ①③について報告したところ、質問者も『岐阜県史』で①③は確認したとのこと。
3 ②について斐太高校図書室に問い合わせたところ、主な資料は飛騨高山まちの博物館に寄贈されたとの回答。
4 3について質問者に回答。
<修正前の回答>
③『萩原町史 第3巻 南飛騨の夜明け』に「低声竊語」の表紙・目録の写真が掲載されており、写真のキャプションに「岐阜県歴史資料館蔵」とありました。
なお、この写真は第4章「革新県政への不満くすぶる」の第1節「低声竊語と羽根新田」(365-418p)中に掲載されています(371p)。
②「国中廻村教諭之略説」について、斐太高等学校図書館に問い合わせましたが、所在情報は分からないとの回答でした。
斐太高等学校図書館によると、昭和60年に梅村速水のご子孫(横浜市にお住まい)が、関係する文書を高山市郷土館に多数寄贈したとのことで、その中に②の資料もあるかもしれないのでは、との話でした。
そのため、やはり「飛騨高山まちの博物館」に問い合わせるのがよいのではないかとのことです。
- 事前調査事項
- NDC
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- 中部地方 (215 9版)
- 参考資料
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- 『斐太高校百年史』岐阜県立斐太高等学校創立百周年記念事業実行委員会 1986
- 『萩原町史 第3巻 南飛騨の夜明け』萩原町 1987
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
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- 岐阜県立斐太高等学校図書室
- 備考
- 調査種別
- 所蔵機関調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000108115