レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年09月05日
- 登録日時
- 2016/11/01 14:14
- 更新日時
- 2016/11/14 09:52
- 管理番号
- 2016-9-5-2(I)
- 質問
-
解決
(1)
A公共図書館(県外)が所蔵している図書を閲覧したい。AのHPで、目録を見ると館内利用資料とある。また同HPには、「Aを利用できるのは、住民と近隣市町村住民に限る」と受け取れる記載がある。住民ではない私は利用(入館・閲覧)できないのだろうか。問い合わせると、利用を断られてしまうのではないかと思い、問い合わせは躊躇われる
(2)
①「回答(1)①」(下記)を受けて、居住地のC公共図書館で、B県立図書館(県外)からの借受を依頼したところ「貴重な資料なので、貸出してくれるか判らない。もし貸出可能な場合は、送料をあなた(質問者)に負担してもらう。送料はおそらく1000円以内」ということだった。Aへ行くより、ずっと安いので頼もうと思う。
②A公共図書館にHPの記載について、問い合わせて欲しい
- 回答
-
(1)
①B県立図書館(県外)でも所蔵しているので、居住地の公共図書館を通じてBに貸出を依頼してはどうか
(2)
①Aによると、HPに記載してある人(住民など)以外でも、閲覧とコピーはできるとのこと
②静岡県立図書館を通じて、Bから貸出を受けることもできる。この場合、送料の負担は生じないが静岡県立図書館まで、受け取りに行かなくてはならない
- 回答プロセス
-
(1)質問者が探している図書について調べる
①「cinii Books」・「国立国会図書館蔵書検索」ヒットせず
②「国立国会図書館サーチ」→B県立図書館(県外)で所蔵
③「日本の古本屋」20,000円程度で数店が取り扱い。発行部数「限定1000部」とある
(2)
①電話「A公共図書館(県外)」
②電話「日本図書館協会」
・相互貸借に関する、最近の公共図書館の傾向について教えてくださる。又、「県立図書館に支援を求めてはどうか」とアドバイスを受ける
③「静岡県立中央図書館」HP
・「インターネット予約による市町立図書館等受取サービス」
→居住地の市町立図書館で資料を受け取ることができるサービスだが、対象は静岡県立中央図書館が所蔵する資料
・「他の図書舘の資料を借り受けるとき」
→借受資料は原則として、静岡県立中央図書館の貸出・返却カウンターで取り扱う
- 事前調査事項
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遠方の博物館で、この図書を閲覧した。その中に書き写したい箇所があり、もう一度閲覧したく、インターネットで探すと、A公共図書館(県外)が所有していた。静岡県立中央図書館の「おうだんくん」は調べたが県内図書館では所蔵していなかった
<結論>居住地のC公共図書館を通じてB県立図書館の図書を借りた。900円弱の送料がかかった(片道のみ)。充分に読むことができなかったので、機会を見て、もう一度借りるつもりである。
- NDC
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- 図書館サービス.図書館活動 (015)
- 参考資料
- キーワード
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- 図書館相互貸借
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵機関調査 利用案内
- 内容種別
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000198995