レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/03/12
- 登録日時
- 2012/03/17 02:00
- 更新日時
- 2014/03/23 11:03
- 管理番号
- 1000000580
- 質問
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解決
かぎやで風の踊り方についての資料はないか。
- 回答
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下記の資料を提供する。
『琉球芸能事典』(那覇出版社編集部、那覇出版社、1992年)
p109 「かぎやで風節」の項に、歌詞の由来や意味、曲について書かれている。
『学校における沖縄の踊り』(金城光子、沖縄の踊り教材研究会、1978年)
p35-49 「かぎやで風」の項に、詳細が記載されている。「この踊りは、『御前風』、『かじゃで風』、『老人踊り』とも呼ばれ、“祝い”の席で最初に歌い、踊られているもので、祝儀、祝賀の踊りである。また、この歌曲は、琉球古典音楽の中で最もめでたい歌曲とされる。『御前風』5曲に入れられており、踊りは、『かぎやで風節』によって踊られる。」とある。
歴史と由来の他、歌詞と歌意、踊り内容、主な動作、踊り構成、指導上のねらいと留意点、学習指導の展開、踊り方(写真と解説付き)が載っている。
p262-274 「『かぎやで風』の踊り図」の項には、「8ミリフィルムから踊りの全体図を記したもので…踊り手が舞台上に出るところから、踊りが終えて退場するまで」をイラストで表している。
『沖縄の歴史〈1〉 琉球舞踊の手ほどき』(月刊沖縄社、1970年)
p73-79 「琉球舞踊・かぎやで風節」の項に、かぎやで風の踊り方を、動作の説明を交えながら写真52葉で紹介。
『琉球舞踊入門』(宜保栄治郎、那覇出版社、1979年)
p28 「かぎやで風節」の項の「解説」に、「『御前風』の節にのせて踊られるこの祝儀舞踊は、沖縄諸島では祝宴の時の座開きに踊られるおめでたい踊りです。老翁・老姥の二人で踊る場合が普通ですが、略式としては老翁のみ、あるいは若衆のみで踊る場合もあります。曲は荘重で、この踊りの中には扇舞のすべての基本が盛りこまれています。・・・」とある。また、着付けや沖縄の村で踊られている形式も紹介。
『沖縄の伝統舞踊(古典七踊りは人生の歌踊)』(渡嘉敷守章、守芸堂、1983年)
p67-80 「基本舞踊としての『かじゃで風』について」、p81-84 「節名(曲名)について」の項で、それぞれ考察している。
『華の舞ごころ』(佐藤太圭子、沖縄タイムス社、1997年)
p24-27 「かぎやで風」の解説、表現の工夫、舞台衣装や髪飾り・採り物の種類等についての記載あり。写真(2点)の掲載あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 芸術 (7)
- 参考資料
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- 1 琉球芸能事典 那覇出版社編集部∥編 当間 一郎∥監修 那覇出版社 1992.3 K76/N27 p109
- 2 学校における沖縄の踊り 金城 光子∥編著 沖縄の踊り教材研究会 1978.3 K374/KI44 p35-49
- 3 沖縄の歴史 〈1〉 月刊沖縄社∥編 月刊沖縄社 1970.1 K201/O52 p73-79
- 4 琉球舞踊入門 宜保 栄治郎∥著 那覇出版社 1979.11 K76/G42 p26-29
- 5 沖縄の伝統舞踊(古典七踊りは人生の歌踊) 渡嘉敷 守章∥著 守芸堂 1983 K76/TO28 p67-80、p81-84
- 6 華の舞ごころ 佐藤 太圭子∥著 沖縄タイムス社 1997.12 K76/SA85 p24-27
- キーワード
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- かぎやで風
- 琉舞
- 芸能
- 舞踊
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 当館所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000103767