レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年09月02日
- 登録日時
- 2016/09/02 13:12
- 更新日時
- 2016/09/02 13:12
- 管理番号
- 108
- 質問
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解決
明治後期に活躍し、小結まで昇進した関取・尼ヶ崎清吉について調べたい。
尼崎出身、あるいはゆかりがある力士なのか?
- 回答
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尼ヶ崎清吉(1871~1947、本名半田清吉)は、大阪市西成郡福(現西淀川区福町)出身の大相撲の力士で、四股名は「尼ヶ崎」の時期と「天ヶ崎」の時期があります。高砂部屋に属し、明治29年(1896)に初土俵を踏み、小結まで昇進したのち明治45年に引退し年寄・振分となり、さらに年寄・間垣となりました。
四股名を「尼ヶ崎」とした理由は不詳です。相撲史研究家の方にうかがったところ、尼崎に近い西成郡福の出身なので、尼崎での勤務経験などゆかりがあったのか、あるいは生地に近い古くからの有名な地名なので四股名としたとも考えられるが、確証はないとのことです。
こういった尼ヶ崎清吉の経歴については、『大相撲人物大事典』等の相撲史文献により調べることができます。
また、尼崎市立地域研究史料館及び尼崎市教育委員会では、尼ヶ崎清吉が写る肖像絵はがきを保存しています。
- 回答プロセス
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1 尼ヶ崎清吉の履歴等を記録する文献
◆『大相撲人物大事典』(ベースボールマガジン社,2001)等
2 尼ヶ崎清吉が写る肖像絵はがき
◆尼崎市立地域研究史料館所蔵絵はがき「(東京大相撲)尼ヶ崎清吉」
◆尼崎市教育委員会歴博・文化財担当所蔵絵はがき「東京大相撲(力士)尼ヶ崎」
いずれも尼崎市立地域研究史料館がWeb上に公開するデータベース「絵はがきデータベースPCD」において検索・閲覧することができる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 相撲.拳闘.競馬 (788 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 相撲
- 尼ヶ崎
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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絵はがきデータベースPCD
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/pcd/
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000196545