レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年01月02日
- 登録日時
- 2018/03/04 15:44
- 更新日時
- 2018/03/27 17:22
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-2439
- 質問
-
解決
『徳川綱吉』(塚本学.吉川弘文館,1998)の文中に引用されている史料「神田記」は、どこで見ることができるか。
- 回答
-
国立公文書館のほか、国立国会図書館、名古屋市蓬左文庫でも所蔵。
それぞれ閲覧可能なようだが,詳細は各館に要問合せ。
- 回答プロセス
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1 各種データベース、辞典・関連図書類で見つけられず。
(リサーチナビ、GoogleBook、NDLサーチ、CiNii、Japan knowledge、国立公文書館デジタルアーカイブズ、国史大辞典、国書総目録、古典籍総目録、古典文学大事典、日本随筆大成、日本史大辞典、近世史ハンドブック、日本史文献辞典、日本史文献解題辞典など)
2 徳川綱吉に関する別の図書で、引用文献として紹介されているものがあり、「国立公文書館内閣文庫蔵」と記載されていたので、あらためて国立公文書館デジタルアーカイブズを検索したがヒットせず。
(『徳川綱吉』福田千鶴著.山川出版社,2010年刊.8134206656.289.1ト.1F)
3 出版社編集部に問い合わせたところ、著者に確認していただけた。
著者によると「神田記」は、国立公文書館内閣文庫で所蔵している「人見私記」(ひとみしき)の付録5冊目にあたり、題名は次のようになっているとのこと。
・外題:人見私記 付録五
・内題:人見私記 冊五 二田録
・柱題:神田記
※著者から示された文書番号: 和27090 150-118
4 『国書総目録』(岩波書店,1969)であらためて「人見私記」を調べると、写本の所蔵機関として内閣文庫のほかに、国立国会図書館、東京国立博物館、名古屋市蓬左文庫も記載あり。このうち、国立国会図書館と蓬左文庫は、8巻と付録5巻の計13冊を所蔵しているもよう。(東京国立博物館は9冊で、付録5冊目を所蔵しているかどうか不明)
5 国立公文書館、国立国会図書館、名古屋市蓬左文庫のウェブサイトでそれぞれの利用案内を調べてみると,閲覧は可能なようだが、詳細は不明。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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・日本古典籍書誌学辞典(岩波書店,1999年刊.8133776107 020.2ニ 1階)
・大阪府立図書館・古典籍の部位
http://www.library.pref.osaka.jp/site/osaka/kosho-bui.html
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000232066