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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000087960
提供館
(Library)
さいたま市立中央図書館 (2210012)管理番号
(Control number)
中央-1-00199
事例作成日
(Creation date)
2010年10月15日登録日時
(Registration date)
2011年06月28日 15時13分更新日時
(Last update)
2012年11月21日 09時56分
質問
(Question)
現代の落語家の身振り、手振り、しぐさは江戸時代の町人のしぐさと同じなのか。関係はあるのか。
回答
(Answer)
江戸の仕草を取り入れた可能性はあるが、はっきりと指摘した文献は見つからなかった。
・『落語の年輪 江戸・明治篇』 暉峻康隆著 河出書房新社 2007.11
p24 身振り手振りを交えた”仕方噺”のはじまりについて
p59 ”仕方噺”における”物真似歌舞伎”の影響について
p163~p164 三笑亭可楽の”身振り噺”における浮世絵の物真似芸の影響について
p186 ”浮世噺”における浮世氏師の芸の影響について

”物真似歌舞伎”とは、興ある人物の生態をセリフと演技で活写するもの。
”浮世師”と呼ばれる芸人の”浮世物真似芸”は、風俗、表情、言動、身振り声色を真似する芸。
落語の成立過程でこれらが取り入れられたことは判明した。

以下の資料にも、仕方咄、座敷仕方咄、咄本『私可多咄』、道具入り芝居噺、身振声色鳴物入り芝居噺など、様々な身振り・演出についての記述があるのみだった。

・『落語 笑いの年輪』 興津要著 講談社 2004.9
p30~p31 中川喜雲編の『私可多咄』には、「ただはなしの筋をしゃべるだけでは、都会人と田舎人などの区別がつかないから身振り入りの<しかたばなし>で演じたというのは、落語の立体的演出が工夫されはじめた意味で記念すべきことだった。」とある。

・『日本の古典芸能9』 芸能史研究会編 平凡社 1978
p8 近世後期に落語は口頭にたよるだけでなく、表情や身振り、手振りをいれて創意を加え、扇子や手拭いを駆使した振りによって芸を見せることが落語の基本ルールとして確認されるにいたる。が、「その演出や表出法、制度などは、けっして江戸時代に完成したのではなく、遠く奈良・平安時代の伝説の説経(教)にまで遡ることができる」とある。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
江戸時代に、地方から来る人が増え、言葉だけでは伝わらず身振り手振りの表現が発達したとの説は見たことがある。
NDC
大衆演芸  (779)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
落語
身振り
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000087960解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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