レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年5月1日
- 登録日時
- 2013/05/31 15:55
- 更新日時
- 2013/05/31 16:02
- 管理番号
- いわき総合-地域158
- 質問
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解決
昭和の頃に(何年頃なのかは不明)小名浜公民館で結婚式が行われていたらしいが、そのことが分かる資料を探している。
(小名浜公民館には過去の資料が残っていないそうです)
- 回答
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『いわき市史 第6巻 文化』(P393-394)「新生活運動」の項に、公民館結婚式についての記述がありました。
小名浜地区の状況については、次の資料に写真とともに記述がありました。
・『新生活運動の手引き』(P60-62)
・『広報いわき縮刷版 昭和51年度版』(9月1日第123号)3面
・『写真広報いわき 縮刷版』第56号(昭和51年10月10日発行)
・「いわき民報」平成5年2月19日「市民結婚式 格安だが利用者ゼロに」
平成6年1月1日「会費1万円の挙式 5年間で一度だけ」
・『水仙 小名浜第2婦人会会報』第38号(平成11年1月発行)
- 回答プロセス
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1.資料を調査
【資料①】『いわき市史 第6巻 文化』
P393-394「新生活運動」の項に、公民館結婚式についての記述あり。
これによると、昭和30年前後から始まり、本書が発行された昭和53年頃には公民館結婚式を利用する人は少なくなったようである。
【資料②】『新生活運動の手引き』
昭和52年発行。P60-62に「三 結婚の合理化運動 小名浜地区結婚合理化推進委員会」という記述あり、小名浜における公民館結婚式の状況が確認できる。
【資料③】『広報いわき 縮刷版 昭和51年度版』
9月1日(第123号)3面に「秋です 合理的な市民結婚式」の見出しで、磐城公民館の結婚式の状況が掲載。
【資料④】『写真広報いわき 縮刷版』
第56号(昭和51年10月10日発行)に「秋は結婚のシーズンです」という内容で、磐城地区での公民館結婚式の様子が写真入りで大きく掲載されている。
【資料⑤】「いわき民報」
平成5年2月19日「市民結婚式 格安だが利用者ゼロに」
平成6年1月1日「会費1万円の挙式 5年間で一度だけ」
【資料⑥】『水仙 小名浜第2婦人会会報』
第38号(平成11年1月発行)P42「心に残る結婚式を」の記事あり。
第40号(平成13年1月発行)まで会費制結婚式の広告あるが、これ以降広告の掲載はなくなった。このことより、平成13年頃が最後ではないかと推測。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 地方自治.地方行政 (318 9版)
- 生活.消費者問題 (365 9版)
- 参考資料
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- 『いわき市史 第6巻 文化』[K/210.1-1/イ・1110038559]
- 『新生活運動の手引き』[K/365/シ・1110065321]
- 『広報いわき縮刷版 昭和51年度版』[AL/318.5/イ・1112063639]
- 『写真広報いわき 縮刷版』[K/318.5/イ・1110052733]
- 「いわき民報」
- 『水仙』[SK/379/イ・1114605700]
- キーワード
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- 新生活運動
- 公民館結婚式
- 市民結婚式
- 小名浜公民館
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000131867