レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年09月14日
- 登録日時
- 2012/12/27 13:39
- 更新日時
- 2012/12/27 13:39
- 管理番号
- tr270
- 質問
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解決
江戸時代、徳川家康の特定の回忌(神忌)の際に、朝廷から臨時の奉幣使が派遣されている。(3回忌、7回忌など)これらの各回忌での諸役と、その担当者が知りたい。
- 回答
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以下の資料で記述が確認できました。
・『東照宮史』(別格官幣社東照宮社務所/編 別格官幣社東照宮社務所 1927)
p185~221に、「神忌」についての記述があります。この中のp216~219に、第1回神忌(元和3年)、第7回神忌(元和8年)、第13回(寛永5年)、第17回(寛永9年)、第21回(寛永13年)、第25回(寛永17年)、第50回(寛文5年)、第100回(正徳5年)、第150回(明和2年)、第200回(文化12年)、第250回(慶應元年)の各奉幣使及び贈経使の交名が記載されています。また、第33回(慶安元年)については、p188~207に、時系列順に神忌の詳細な内容を記しています。
また、徳川家康の祥月命日(4月17日)にあわせて毎年派遣された奉幣使(例幣使)については、p223~234の「朝廷の御崇敬」という項の注(p253~266)に、慶安2年~慶應3年までの例幣使の交名が記載されています。「朝廷の御崇敬」には、「東照宮」の神号の宣下や、例幣使開始の経緯などが記されています。
さらに、「奉幣使(例幣使)」自体についての解説がも記載されています。p167~179の「大祭」の項に、4月15日~17日にかけて行われる大祭について、時系列の説明があり、その中で例幣使が果たす役割も述べられています。
なお、例幣使は16日には退出するそうで、上記内容のうち「例幣使」が登場するのはp167~170の部分(15日・16日)のみです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 神道 (170 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 奉幣使
- 例幣使
- 東照宮
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000117536