レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年07月03日
- 登録日時
- 2013/11/15 10:29
- 更新日時
- 2014/01/11 09:44
- 管理番号
- 埼浦-2013-033
- 質問
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解決
平成23年度の県別(埼玉県)の不読率を知りたい。文部科学省の「第三次子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画関係資料」(平成25年5月17日閣議決定)には不読率の推移の全国調査数値が掲載してある。(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/05/1335078.htm 文部科学省 2014/01/11最終確認)
- 回答
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不読率データの典拠である「読書世論調査」調査元の全国学校図書館協議会事務局に確認したところ、不読率の県別調査の数値はなかった。(2013/7/3 聞き取り)
参考までに、他県の県別調査(宮城県・東京都)及び類似の都道府県別調査結果を案内する。
- 回答プロセス
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自館目録を〈学校読書調査〉で検索する。
質問者利用済みの『読書世論調査 2013年版』(毎日新聞東京本社広告局 2013)全国の数値のみ。
《国会図サーチ》を〈不読率〉で検索するが該当なし。
〈学校読書調査〉で検索する。
「特集 '12子どもの読書と学校図書館の現状 第58回学校読書調査報告」(『学校図書館 745』 p40-42 全国学校図書館協議会 2012)
《Google》を〈不読率 & 県別〉で検索する。
以下の県別調査あり。
宮城県《平成23年度子ども読書活動に関するアンケート調査結果》
(http://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/15733.pdf宮城県 2014/01/11最終確認)
宮城県の不読率あり。「第二次みやぎ子ども読書活動推進計画」(平成21年4月策定)資料編の基礎資料とするため、宮城県が実施したもの。
(回収数2,658人全体数3,028人平均回収率 約87.8%)
東京都は「未読率」として調査している。
「児童・生徒の読書の状況及び学校における読書活動等に関する調査」(東京都教育庁指導部 平成19年)として、立川市の資料に引用あり。
(http://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/open_imgs/service/0000000186_0000007926.pdf 立川市 2014/01/11最終確認)
《東京都子供読書推進計画 未来を支える読書》「読書状況調査集計結果 平成23年度 平成21年度」 (http://kodomo-dokusho.metro.tokyo.jp/shukei/ 東京都教育庁 2014/01/11最終確認)
文部科学省初等中等教育局学力調査室、国立教育政策研究所《平成24年度 全国学力・学習状況調査 都道府県別 集計結果》
(http://www.nier.go.jp/12chousakekkahoukoku/todoufuken_shuukeikekka/11_saitama.htm 国立教育政策研究所 2013/11/15最終確認)
類似の質問事項として「家や図書館で普段(月-金曜日)、一日当たりどれくらいの時間、読書をしますか」に「6 全くしない」の回答あり。
調査のまとめは、県別、小・中学校別。
全国学校図書館協議会事務局へ問い合わせる。(2013/7/3 聞き取り)
県別調査は行っていない。調査対象の区分は、大都市・中都市・小都市・郡部人口配分比によるサンプル調査。調査校数は35校前後。直接各学校に承諾をもらっており、各県に委託する方法ではない。調査人数は小学校4-6年 3254人、中学1-3年生3542名、高校1-3年 4512名とのこと。調査方法については『読書世論調査 2013年版』(毎日新聞東京本社広告局 2013)に記述あり。
- 事前調査事項
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『読書世論調査 2013年版』(毎日新聞東京本社広告局 2013)
- NDC
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- 読書.読書法 (019 9版)
- 教育課程.学習指導.教科別教育 (375 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 読書
- 埼玉県-統計
- 照会先
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- 全国学校図書館協議会事務局
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000140585