レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/04/08
- 登録日時
- 2006/07/28 02:10
- 更新日時
- 2008/04/10 17:45
- 管理番号
- 埼浦-2006-005
- 質問
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解決
国立国会図書館が『新潮 1994年9月号』の利用制限措置を行った(平成14年10月8日)。それにあたり、どのような調査・審議がなされたのか知りたい。また議事録の複写の申し込み方法を知りたい。決定は、利用制限等申出資料取扱委員会の調査審議に基づくもの。
- 回答
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国会図からのレファレンス回答(No.0500331)に基づき回答する。
回答要旨:質問の号については、平成14年9月26日の第57回利用制限等申出資料取扱委員会(以下「委員会」という)において調査・審議され、名誉・プライバシー侵害に当たるとの判決が確定した掲載記事(柳美里「石に泳ぐ魚」)の利用禁止が妥当との審議結果が得られたもの。この委員会の調査審議結果を踏まえて、平成14年10月8日に館長が利用制限措置を決定した。委員会の調査審議は、対象となる資料の性質上、プライバシーや差別に関わる事実への言及が避けられないこともあり、非公開とされている。したがって、公開を前提とした議事録も作成されていない。但し、この件については、日本図書館協会あての回答(平成14年11月1日 国図収第109号)で利用制限措置を採るに至った理由を説明してきている。当該の回答は、同協会の照会文書とともに「図書館の自由」第39号(平成14年12月)に掲載されている。
- 回答プロセス
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『図書館年鑑 2003』p365-366に日本図書館協会から国会図への照会文書と国会図からの回答文書が掲載されている。
《NDL-OPAC》《NACSIS Webcat》を〈利用制限等申出資料取扱委員会〉で検索(書名、著者名、出版者)するがヒットなし。
国会図へ問い合わせ、回答を得る。
- 事前調査事項
- NDC
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- 各種の図書館 (016 9版)
- 図書館サービス.図書館活動 (015 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 国立国会図書館
- 図書館活動-図書館利用法
- 照会先
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- 国立国会図書館
- 寄与者
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- 国立国会図書館
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000029705