レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年08月30日
- 登録日時
- 2010/05/18 10:19
- 更新日時
- 2010/09/03 15:35
- 管理番号
- 22-48
- 質問
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解決
居合の流派「山(之)井流」はいつ誕生したのか。
- 回答
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【資料1】P676の「剣術(兵法)」の項目に「抜刀術の始祖は奥州の人林崎甚助重信で、元亀天正(一五七〇-一五九一)の間に林崎明神に祈って秘術を悟り、夢想流を開いた。この流れをくんだ相州小田原の岡本伊兵衛重伯(しげあき)は、これを山ノ井流と称して、天下に広めたのである。大洲藩では滝野弥左衛門久勝(二百石)が仙石次郎左衛門久繁(-一六七六)からこの伝を受け、蓑島太兵衛に継ぎ、」「その伝脈はながく引き継がれ、藩内盛んに行われた。」「蓑島太兵衛の伝脈は、山ノ井流と共に電撃流及び観水流兵法をもあわせ伝えている。」とある。相州から始まったことになる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『愛媛県史 近世上』『日本武道全集 第7巻』『武芸流派辞典』は確認済み。山之井流が大洲藩から生まれ『山之井流居合術伝書』があるとのこと。
- NDC
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- 武術 (789 9版)
- 四国地方 (218 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『大洲市誌 増補改訂』(大洲市誌編纂会、1996)
- キーワード
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- 山之井流
- 山ノ井流
- 居合
- 抜刀術
- 大洲藩(愛媛県)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000066754