レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/07/28
- 登録日時
- 2006/07/28 19:06
- 更新日時
- 2006/07/28 19:38
- 管理番号
- TRTL-001
- 質問
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解決
昭和15年12月から16年5月にかけて米国デュポン社が登録したナイロン関係の日本特許が3件あるらしい。種村功太郎の文献のなかにそう記述されている。既に入手しているものが2件あるが残りの1件はなにか。
- 回答
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当該期間に出願人イー・アイ・デュポンにて登録された日本特許は全部で7件、そのうちナイロンと関係する可能性のあるものは次の3件。
特許番号登録日発明の名称
140741S15-12-26熔融セル有機質の繊條形成用組成物ヨリ繊條ヲ形成スル方法
142082S16- 2-28異量「アミド」製造法
146744S16- 5-24有機物質ヲ熔融シテ紡出スル装置
- 回答プロセス
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当該期間の特許を調査する方法として特許庁の特許電子図書館(IPDL)がある。他の調査法を把握していない。
ただし、当該期間において使用できる検索キーは特許番号とFI及びFタームのみ。それ以外の索引付けはない。
IPDLで「FI・Fターム検索」において当該期間をFI及びFタームで検索することができるが、どのようなFI、Fタームが付与されているか絞りきれない。
もうひとつの方法として「特許・実用新案公報DB」において「文献種別」を「特許明細書: C」として、一件ずつ目視確認する方法がある。
この場合既に入手済みの2件がS15.12.26登録とS16.5.24登録であり、日付から番号の目処が付けられた。
S15.12.2登録の140137からS16.5.28登録の143806まで全件目視を行った。
- 事前調査事項
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依頼者が既に入手していた当該期間のデュポン特許2件とは
特許番号140741(S15.12.26登録)および特許番号143744(S16.5.24登録)
いずれもナイロンの紡糸技術に関するもの。
- NDC
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- 高分子化学工業 (578)
- 参考資料
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昭和23年~36年の期間であれば「日本特許出願人別総索引」(昭和37年発行)があり工業所有権情報・研修館にて閲覧可能。
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昭和23年~36年の期間であれば「日本特許出願人別総索引」(昭和37年発行)があり工業所有権情報・研修館にて閲覧可能。
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 戦前の特許
- 質問者区分
- 研究者
- 登録番号
- 1000029759