レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年04月07日
- 登録日時
- 2016/12/15 19:35
- 更新日時
- 2016/12/15 20:01
- 管理番号
- tr440
- 質問
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解決
栃木県壬生町にある道「蘭学通り」について、過去(近世以降)の町並みが分かる資料はあるか。
- 回答
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■蘭学通りの位置・名称の由来
・『とちぎ街道ストーリー』(大嶽浩良/監修 下野新聞社 2007)
p.66-71「壬生通り」の項の中に、p.67「壬生通りの一部となるメーンストリートは、10年前から整備され「蘭学通り」として生まれ変わった」とあります。
p.68-69には蘭学通りの写真、p.71には蘭学通りを含む壬生通り周辺の地図も掲載されています。
・『みぶ蘭学人あらわる』(壬生町立歴史民俗資料館/編 壬生町教育委員会 2005)
p.13「なぜ蘭学通り?」の項に、名称の由来について「実践学を奨励した壬生藩主鳥居忠挙が蘭学を導入し、多くの蘭学者を輩出したことにちなんで命名した」とあります。
p.17-18に「蘭学通りイラストマップ」が掲載されています。
■町並みがわかる資料
(1)享保12年
・『壬生町史 資料編 近世』(壬生町史編さん委員会/編 壬生町 1986)
p.570-600「享保十二年八月 壬生通町屋敷並びに尺間数書上帳」
壬生町の中心部の通町の屋敷を一軒ずつ記録した史料です。
p.967-970に史料の解説があります。
巻頭の口絵(カラーページ)に史料の写真があります。
(2)明治5年
・『壬生町史 資料編 近現代Ⅰ』(壬生町史編さん委員会/編 壬生町 1987)
p.819-837「壬生住宅図(明治五年)」
当時の壬生町の家並みを記録した史料です。地域ごとに分かれた切図で構成されています。
現在の蘭学通りに該当する地図はp.826-828に掲載されています。(参考:『みぶ蘭学人あらわる』)
p.875に史料の解説があります。
・『みぶ蘭学人あらわる』(再掲)
p.14に「壬生住宅図(明治5年)」が掲載されています。
『壬生町史 資料編 近現代Ⅰ』(再掲)に収録されている「壬生住宅図(明治五年)」のp.826-828とほぼ同じものですが、こちらは萬町から通町の表御門付近までの一枚図です。
(3)明治40年
・『栃木県營業便覧』(城北逸史/編著 吉本書店 1978)
※全国営業便覧発行所刊の複製資料です。
当時の壬生町の家並みを記録した史料です。
p.80-89に壬生町が掲載されています。
現在の蘭学通りに該当する地図はp.83-88に掲載されています。
(4)【参考】昭和40年頃
・『小山・栃木・下野・下都賀今昔写真帖 保存版』(郷土出版社 2010)
p.62-63「商店が並んだ栄町通り」の項に、昭和41年頃・平成9年頃・平成22年頃の3枚の写真があります。
・『目で見る栃木・小山・下都賀の100年』(小森谷昭平/〔ほか〕編集 郷土出版社 2000)
p.118に「大手通り商店街(壬生町・昭和40年頃)」の写真があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213)
- 交通史.事情 (682)
- 参考資料
- キーワード
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- 栃木県
- 壬生町
- 街道
- 蘭学通り
- 地図
- 近現代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000203302