レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年01月19日
- 登録日時
- 2011/02/19 18:37
- 更新日時
- 2011/02/19 18:39
- 管理番号
- 福井県図-20110119
- 質問
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解決
「塩」という漢字は一文字だが、昔は二文字表記だったらしい。二文字でどんなものがあるか、説明などが載っている資料が見たい。
- 回答
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「塩と日本人」→語源はウシオ(潮)の‘ウ’の上略であるという説があり、ニシホ(煮潮)やシラホ(白穂)、シマリホ(締歩)説もある。
「日本国語大辞典」→古事記では‘志本’(シホ)、万葉集では‘之保’(シホ)の表記とのこと。
- 回答プロセス
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1. 「日本国語大辞典」で塩を引く。
2. 詳しいものはないかと思い、自館OPACで一般件名「塩」で検索。多数ヒット。
このうち、NDCが669のもの、タイトルがそれらしいものを見る。
「塩の事典」(2009.2) 作り方などのみで記載なし。
「塩図鑑」(2010.6) 塩の写真で特徴と解説を載せている。記載なし。
「もっと知りたい塩の話」(1998.9) 医学関係で記載なし。
そのなかで「塩と日本人」(1999.8)に語源についていくつか載っていたのでこちらを紹介する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813 8版)
- 風俗史.民俗誌.民族誌 (382 8版)
- 製塩.塩業 (669 8版)
- 参考資料
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- 『日本国語大辞典』 第六巻 2001 ISBN:4-09-521006-0 (当館資料コード:1013760093 請求記号:813/N9/2-6)
- 『塩と日本人』 田村勇著 雄山閣出版 1999 ISBN:4-639-01629-8 (当館資料コード:1013306319 請求記号:382.1/タムラ)
- キーワード
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- 塩
- 漢字
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000078500