レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/11/19
- 登録日時
- 2017/07/22 00:30
- 更新日時
- 2017/07/25 10:39
- 管理番号
- 所沢柳瀬-2017-004
- 質問
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解決
夏みかんの名前の由来を知りたい。
- 回答
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以下の資料に記載があります。
〇『原色牧野植物大図鑑 [正]』 牧野富太郎/著 北隆館 1982年
〇『木の名前』 岡部誠/著 日東書院 2003年
〇『葉形・花色でひける木の名前がわかる事典』 大嶋敏昭/監修 成美堂出版 2002年
また、以下のホームページに記載があります。
〇萩夏みかんセンター
- 回答プロセス
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1 所蔵資料の内容確認
〇『原色牧野植物大図鑑 [正]』 牧野富太郎/著 北隆館 1982年
p275の「ナツミカン」の項目に「和名夏蜜柑の果実は秋に熟すが、長く木に残って翌年の夏にも食べられるからいう。」と記載あり
〇『木の名前』 岡部誠/著 日東書院 2003年
p157の「ナツミカン」の項目に「果実が熟すのは秋ですが、長期貯蔵ができ、翌年の初夏になっても食べられることによります。」と記載あり
〇『葉形・花色でひける木の名前がわかる事典』 大嶋敏昭/監修 成美堂出版 2002年
p217の「ナツミカン」の項目に「初夏から収穫できるミカンでこの名がつきました。」と記載あり
2 記載のなかった資料
×『事物起源辞典 衣食住編』 朝倉治彦/編 東京堂出版 2001年
×『世界大百科事典 21』 平凡社 1988年
×『原色果実図鑑』 久保利夫/著 保育社 1978年
×『まるごといつもの食材』 木村義志/監修 松井淳江/監修 学研教育出版 2011年
×『ミカンの絵本』 かわせけんじ/へん いしまるちさと/え 農山漁村文化協会 2003年
×『都会の木の花図鑑』 石井誠治/著 八坂書房 2016年
3 インターネット検索
〇萩夏みかんセンターホームページ
「夏みかんの呼び名」の項目に以下の記載あり
「夏みかんの名称は、萩地方では一般に「ナツミカン」または「ダイダイ」と呼ばれていますが、学名はcitorasu natudaidai HAYATA(1919年(大正13年)早田文蔵博士が命名)で、「ナツダイダイ」が正しい呼び名です。
しかし、明治中期に大阪市場に出荷するようになった時、大阪の仲買商人から「夏橙(なつだいだい)」の名称を「夏蜜柑(なつみかん)」に変更するようすすめられ、以来商品名として命名された「夏蜜柑」の名前が普及し、今では「夏みかん」として全国各地に流通しています。」
また、地図中の説明に以下の記載あり
萩では「夏みかんの実は収穫しなければ、前年の実と今年の実が同じ木になる。このことから「夏代々(なつだいだい)」と記した。萩では、代々(だいだい)続くという縁起を含んでいる。」
大阪では「「代々」は「ヨヨ」とも読め、近畿地方では中風のことを「ヨイヨイ」と称して、「夏代々」を食べると中風になるといわれ、「夏蜜柑」に改名。」
- 事前調査事項
- NDC
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- 森林立地.造林 (653 9版)
- 植物学 (470 9版)
- 参考資料
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- 木の名前 岡部誠/著 日東書院 2003.8 653.2 4-528-01641-9
- 原色牧野植物大図鑑 [正] 牧野富太郎/著 北隆館 1982.5 470.38 4-8326-0001-X
- 葉形・花色でひける木の名前がわかる事典 大嶋敏昭/監修 成美堂出版 2002.10 653.2 4-415-02048-8
- 萩夏みかんセンター公式サイト http://hagi-natsumikan.com/index/page/id/152 2017/7/6
- キーワード
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- 夏みかん
- 植物
- 果実
- 名前
- 由来
- 呼び名
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 小学生
- 登録番号
- 1000219145