レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1999/07/06
- 登録日時
- 2005/02/11 02:56
- 更新日時
- 2008/07/29 09:26
- 管理番号
- 埼浦-1999-032
- 質問
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解決
最近、病院や学校等で結核に感染したという事実があるが、結核のような菌やウィルスが本を媒体として人にうつるという症例があるか調べてほしい。
- 回答
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『現代の感染症』p60に、結核の感染は一般には空気感染が多い旨の記述あり。
『患者と図書館』p215に、「イギリスの公衆衛生研究所(1965)の発表では天然痘や結核患者の手にした本をのぞいて本の消毒の必要はない」との記述あり。
『図書館概論』p117 消毒問題の記述あり。病院側との話し合いが必要、本を媒体とする病気の感染は欧米では危険性がないことが証明されている。事故も起こっていない、などの記述あり。
『病院患者図書館 21巻2号 ('98.10)』感染対策の記述あり。「大阪枚方市立図書館自動車の病院サービス」、『同 21巻3号 ('99.1)』に浦安市立図書館の病院サービスの記事あり。
『図書館雑誌 92巻3号('98.3)』p201に入院患者と公共図書館の消毒の問題の記述あり。
これらの資料を提供する。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 情報資源の収集・組織化・保存 (014 9版)
- 図書館サービス.図書館活動 (015 9版)
- 参考資料
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- 『患者と図書館』(菊池佑 明窓社 1983)
- 『病院患者図書館 21巻2号 ('98.10)』
- 『病院患者図書館 21巻3号 ('99.1)』
- 『図書館雑誌 92巻3号 ('98.3)』
- キーワード
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- 感染症
- 結核菌
- 図書館資料
- 消毒(図書館)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000019476