レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2009/01/07 02:10
- 更新日時
- 2012/03/19 16:18
- 管理番号
- O2008M0381
- 質問
-
解決
韓国の新聞『皇城新聞』の記事について。
1899年9月23日付(何面かは不明)のフランス人の“ラボーテ”という人物が書いた記事は、何語で書かれているのか。また、簡単な内容を知りたい。
- 回答
-
『皇城新聞』縮刷版 第2巻(1899.5.-1899.12.)景仁文化社,1972,p.497.(当館請求記号Z99-AK31)を確認したところ、おたずねの記事は以下のものと思われます。
「別報 鬱陵島事況」『皇城新聞』1899.9.23,1面.
原文は韓国語です。
内容については、『皇城新聞記事索引集』(上)景仁文化社,1998,p.252.(当館請求記号Z99-AK31) に、「鬱陵島の状況 ; 鬱陵島の位置、物産、面積、人口、行政状況および日本人の現況そして租税納付状況を略述したもの」とあります。
また、「別報 鬱陵島事況」『皇城新聞』1899.9.23,1面. は、韓国の独立記念館が運営する韓国独立運動史情報システム(http://search.i815.or.kr/OrgData/OrgList.jsp?tid=ns&id=HS1899092301 )
のサイトで、原文を見ることができます。原文の閲覧には、専用のビューワーが必要です。
なお、同記事には、フランス人の「ラボーテ」という人物が書いたことが明記されていないようですが、大西俊輝著『日本海と竹島』東洋出版,2003,p.76.(当館請求記号GB73-H2) には、「フランス人で釜山税関使ラ・ボーテも、また国際監視の意味で同行した。/ラ・ボーテは、帰島の後、『皇城新聞』に、この鬱陵島についての記事を載せる(1899年9月23日付け記事)」とあります。
*インターネットの最終アクセス日は、2008年3月12日です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
島根県竹島資料室;国立国会図書館調べ方案内「1945年以前発行の当館所蔵の朝鮮語新聞」
- NDC
-
- 朝鮮 (221 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 皇城新聞
- ラボーテ
- 竹島
- 独島
- 鬱陵島
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 公共図書館
- 登録番号
- 1000050447