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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000260348
提供館
(Library)
千葉県立中央図書館 (2120001)管理番号
(Control number)
千県中参考-2019-01
事例作成日
(Creation date)
2019年05月10日登録日時
(Registration date)
2019年08月21日 14時40分更新日時
(Last update)
2019年08月21日 16時01分
質問
(Question)
雑誌『新児童文学』の内容に「GHQ民間情報局の斡旋による翻訳許可」と出てくるが、この事について詳しく知りたい。
回答
(Answer)
以下の資料にGHQ民間情報教育局の斡旋による翻訳許可に関する記述がある。
【資料1】『翻訳権の戦後史』(宮田昇著 みすず書房 1999)
p37に、1946年1月7日のGHQスポークスマンの記者会見ではじめて、「米国書籍の翻訳はGHQの許可を受ける必要があること」が明示されたと記載されている。また、p38には、「1946年11月、GHQと日本出版協会は文書を交換して、アメリカ以外の海外の著作は、著者の死後50年を経たもの以外は許諾を必要とする、また、契約書は民間情報教育局CIE作成の雛型によるとしたという。」と記されている。
p162「GHQ公認の外国人エージェントの存続」に、外国人エージェントがGHQの許可を得て、海外の著作物の翻訳を仲介していたことが記述されている。
【資料2】『GHQ情報課長ドン・ブラウンとその時代』(横浜国際関係史研究会編 日本経済評論社 2009)(県立東部所蔵)
p157「占領期の翻訳権問題とブラウン-占領政策へのアメリカ本国の影響」
回答プロセス
(Answering process)
当館蔵書検索で全項目キーワード「GHQ 民間情報局」、「GHQ 検閲」で検索し、ヒットした以下の資料の内容を確認した。
『占領下日本の教科書改革』(H.J.ワンダーリック著 玉川大学出版部 1998)
翻訳許可に関する情報なし。
『占領下の児童出版物とGHQの検閲』(谷瑛子著 共同文化社 2016)
翻訳許可に関する情報は無かったが、凡例のページに「CIE 民間情報教育局」の言葉あり。
キーワード「民間情報教育局 翻訳」でgoogle検索をすると、以下の論文がヒットした。
石原敏子「昭和における日本の絵本の成立 -翻訳が果たした役割を知るための資料-」(『関西大学外国語学部紀要』 15号 2016.10)p51-68
「1946 年には、米国書籍の翻訳はGHQ の許可が必要とされた。」とあり。出典は【資料1】『翻訳権の戦後史』(宮田昇著 みすず書房 1999)p37とある。
【資料1】の内容を確認すると、GHQ民間情報教育局の斡旋による翻訳許可に関する記述があった。
また、当館蔵書検索の全項目キーワード「翻訳権」で検索し、ヒットした【資料2】『GHQ情報課長ドン・ブラウンとその時代』の内容を確認すると、こちらにも記載があった。
(インターネット最終アクセス:2019年6月25日)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
著作.編集  (021 9版)
日本史  (210 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】『翻訳権の戦後史』(宮田昇著 みすず書房 1999)(2100909683)
【資料2】『GHQ情報課長ドン・ブラウンとその時代』(横浜国際関係史研究会編 日本経済評論社 2009)(2102234829)
キーワード
(Keywords)
GHQ(ジーエイチキュー)
民間情報局(ミンカンジョウホウキョク)
検閲(ケンエツ)
CIE(シーアイイー)
民間情報教育局(ミンカンジョウホウキョウイクキョク)
翻訳権(ホンヤクケン)
アメリカ合衆国-対外関係-日本-歴史(アメリカガッシュウコク-タイガイカンケイ-ニホン-レキシ)
占領政策-日本(センリョウセイサク-ニホン)
翻訳(ホンヤク)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000260348解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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