レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/11/1
- 登録日時
- 2014/12/18 00:30
- 更新日時
- 2014/12/19 15:18
- 管理番号
- B141023150651
- 質問
-
解決
「津田好文」氏(大正期の医学者。金沢大学小児科教授。大正6年京大医学部卒。昭和9年死す。「金沢大学医学部各年史」より)について、生年月日、出身地、経歴のわかる資料があれば紹介してください。
- 回答
-
当館所蔵資料を調査したところ、「津田好文」の生没年月日、出身地及び経歴等について記載されている資料(1)~(4)が見つかりましたのでご紹介します。
(1)
タイトル:日本医籍録 : 附・医学博士録・法規. 昭和4年版
責任表示:医事時論社 編
出版者:医事時論社
出版年月:昭和4
当館請求記号:60-685ハ
*国立国会図書館デジタル化資料(http://dl.ndl.go.jp/)インターネット公開資料です。
643コマに、「津田好文」について「明治廾五年六月卅日生 大阪府出身(後略)」と記載されています。
(2)
タイトル:金沢大学医学部百年史
責任表示:編者: 金沢大学医学部百年史編集委員会
出版者:金沢大学医学部創立百年記念会
出版年月:1972
当館請求記号:FB22-144
p.543に、「津田好文」の経歴について「京大医学科大正六年卒、大正七年京大小児科平井毓太郎教授の門に入る。(中略)昭和九年九月死去。この頃の研究業績は不明である。」と記載されています。また、「第三部 教官録」(pp.607-644)のp.634に、教授として大正11年6月28日から大正13年9月 26日まで在職していた旨が記載されています。
(3)
タイトル:日本医学博士録. 明治21年5月-昭和18年8月末
責任表示:東西医学社編輯部 編
出版者:東西医学社
出版年月:昭和19
当館請求記号:R490.35-To97ウ
*国立国会図書館デジタル化資料(http://dl.ndl.go.jp/)インターネット公開資料です。
174コマ左側ページに、「津田好文」について「死亡 昭和九年九月十日」と記載されています。また、本籍は大阪である旨が記載されています。
(4)
タイトル:第三高等学校一覧. 明治19-大正元年
出版者:第三高等学校
出版年月:明20-大1
巻号年月日等:明治44-大正元年
当館請求記号:283-3
*国立国会図書館デジタル化資料(http://dl.ndl.go.jp/)インターネット公開資料です。
265コマに、「津田好文」について天王寺中学校出身である旨及び本籍が大阪である旨が記載されています。
[その他の調査済み資料及びデータベース](【 】内は当館請求記号です。末尾に「*」がついた資料は国立国会図書館デジタル化資料 (http://dl.ndl.go.jp/)インターネット公開資料です。末尾に「**」がついた資料は国立国会図書館デジタル化資料(http: //dl.ndl.go.jp/)国立国会図書館/図書館送信参加館内公開資料です。)
・『日本近現代医学人名事典 : 1868-2011』(泉孝英 編 医学書院 2012.12 【SC2-L5】)
・『日本医家名鑑』(日本医家名鑑刊行会 編 金原出版 1976 【E2-79】)
・『日本醫籍録. 東日本版 第77版』(医学公論社 2004.3 【SC8-H107】)
・『日本醫籍録. 西日本版 第78版』(医学公論社 2005.3 【SC8-H108】)
・『医家人名辞書』(竹岡友三 著 東出版 1996.6 【SC2-G19】)
・『醫籍総覧 : 東日本版』(第80版 醫事公論社 2004.4 【SC8-H66】)
・『醫籍総覧 : 西日本版』(第81版 醫事公論社 2005.7 【SC8-H87】)
・『金沢大学医学部百年史以後三十年の歩み』(金沢大学医学部百年史以後三十年の歩み編集委員会 編 金沢大学医学部百年史以後三十年の歩み刊行会 1993.7 【FB22-E857】)
・『明治医師人名鑑 : 日本医史学会総会発表資料合冊』(樋口輝雄 [編] [樋口輝雄] 2006.6 【E2-H314】)
・『帝国医師名簿』(入江金太郎 編 帝国医師名簿発行所 大正8 【60-473】)*
・『帝国医師名簿』(斎藤平八郎 編 改版 帝国医師名簿発行所 大正11 【60-473イ】)*
・『大日本医師名簿』(高崎雅雄 編 光明社 大正14 【60-783】)*
・『最近調査大日本医師名簿』(光明社 編 再版 光明社 昭和6 【60-783イ】)*
・『日本医籍録』(医事時論社 編 医事時論社 大正14 【60-685】)*
・『日本医籍録 : 附・医学博士録・法規』(医事時論社 編 2版 医事時論社 大正15 【60-685イ】)*
・『日本医籍録 : 附・医学博士録・法規. 昭和3年版』(医事時論社 編 医事時論社 昭和3 【60-685ロ】)*
・『京都帝国大学一覧. 大正15至昭和2年-昭和2年至昭和3年,昭和4年-昭和10年』(京都帝国大学 編 京都帝国大学 昭和2至10 【281-5】)*
・『學位録. 自明治21年5月至昭和6年3月』(文部省專門學務局 1931.5 【F2-H113】)*
・『日本医事大鑑』(湯浅洗身 編 日本医事大鑑刊行会 昭和3 【60-882】)**
・NDL-OPAC (https://ndlopac.ndl.go.jp/)
・国立国会図書館サーチ (http://iss.ndl.go.jp/)
・聞蔵IIビジュアル [当館契約データベース]
・ヨミダス歴史館 [当館契約データベース]
・毎索 [当館契約データベース]
インターネット及びデータベースの最終アクセス日は2014年10月27日です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
・「医家人名辞書」
・「日本近現代医学人名事典」
・「講談社日本人名大辞典」
・「日本人名大事典(平凡社)」
・「日本著者名・人名典拠録」
・「明治大正人物事典」
・「日本人名総覧」
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- NDC
-
- 内科学 (493 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 津田好文
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000164846