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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000253536
提供館
(Library)
神奈川県立図書館 (2110018)管理番号
(Control number)
相-180019
事例作成日
(Creation date)
2018年12月28日登録日時
(Registration date)
2019年03月22日 12時23分更新日時
(Last update)
2019年03月22日 12時23分
質問
(Question)
「枕草子」に、一般庶民、特に下衆が内裏まで入り込んでくることが2例ほどありますが、(女乞食、火事に遭った男)乞食などの下衆が断りもなく勝手に内裏に入ることができたのでしょうか。大内裏の警備と内裏の警備が一日24時間二重に行われていたはずなのに、どうして入ることができたのでしょうか。警備がいい加減だったとしか考えられませんが、そうなのでしょうか。
回答
(Answer)
次の資料、文献を紹介しました。

・『庶民たちの平安京』繁田信一著 角川学芸出版 2008
p・9~23「序章 王朝都市に暮らす庶民たち」には「内裏の庭を駆け回る庶民たち」「白馬節会に乱入する庶民たち」「殿上の間で掠奪に興じる庶民たち」の例が挙げられており、p.157~191「第五章 庶民たちの声」のp.162~165「乞食のうろつく大内裏」に「大内裏の警備状況というのは、ずいぶんといい加減なものであったらしい」等の記述があります。

・鈴木裕之「摂関期における左右近衛府の内裏夜行と宿直:夜間警備と貴族認識」(『史学雑誌』125(6)p.37~62 山川出版社 2016
「はじめに」の中に「摂関期の左右近衛府の内裏警備は積極的に評価されていない」、「角田文衞氏は「実際当時の内裏は、(中略)現実には盗人すらがやすやすと清涼殿に忍び込み、天皇の咫尺に迫れるような無警戒ぶりであった」と左右近衛府の内裏警備を評価している」、「笹山晴生氏も軍事・警察的機能の喪失を強調している」等の記述がある一方、「おわりに」には、「完全な機能ではないにせよ、その有効性を保ち、天皇・貴族にも認識されていた」、左右近衛府の組織総体としての統一性については「宿直管理の観点からは、統一的機能の喪失という評価は首肯できない」との考察があり、註で参考文献を確認することができます。
こちらはJ-STAGE(「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)は、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が構築した日本の科学技術情報の電子ジャーナル出版を推進するプラットフォーム  https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja ))でも全文公開されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shigaku/125/6/125_37/_article/-char/ja/
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
注釈書にも一応目を通したつもりですが、分かりません。
NDC
日本史  (210 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000253536解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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