レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年09月20日
- 登録日時
- 2018/12/12 13:55
- 更新日時
- 2019/01/19 15:04
- 管理番号
- 川図18-4
- 質問
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解決
工場設備の防爆域に関して、電線管の配管接続としてねじ締結をする場合の施工方法が明記された書籍を探している。
ねじ締結が平行ねじ同士の場合の施工方法のものがよい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
①『防爆電気設備の基礎知識』(田中隆二、オーム社、2013)
→p116-p118 「7.4 ガス蒸気危険場所の金属管配線」に平行ねじの結合(電線管耐圧ねじ結合式)についての記載があり。
②『国際規格に準拠した防爆電気機器の安全設計とエンジニアリング』(IDEC株式会社防爆安全技術研究会/日刊工業新聞社/2013)
→p216「11.7.4電線管方式」に、「耐圧防爆容器への絶縁電線による配線を電線管で行う場合の、容器と電線管の間のシールを目的としたシーリングデバイスの取り付けに関する要件」があり、11-11に平行ねじの締め付けの記載があり。
③「防爆指針2006」(「工場電気設備防爆指針(国際規格に整合した技術指針)」)
④JIS B0202(管用平行ねじ)
⑤JIS C 60079-14(爆発性雰囲気で使用する電気機械器具―第14部:危険区域内の電気設備(鉱山以外))
⑥JIS B 0209-1(一般用メートルねじ―公差―第1部:原則及び基礎データ)
- 回答プロセス
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自館OPACで「防爆」で検索。ヒットしたものから①、②を確認した。
①に、③「防爆指針2006」、④「JIS B0202(管用平行ねじ)」が紹介されていた。
①によると、③「防爆指針2006」は「工場電気設備防爆指針(ガス蒸気防爆2006)」の略称。
産業安全研究所技術指針 (39), 1-282, 2006 に掲載。
労働安全衛生総合研究所ホームページでも、工場電気設備防爆指針 ガス蒸気防爆 2006 (TR-No.39 )が公開されている。
②に、⑤JIS C 60079-14、⑥JIS B 0209-1が紹介されていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 電気工学 (54)
- 参考資料
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①田中隆二 著 , 田中, 隆二. 防爆電気設備の基礎知識 改訂2版. オーム社, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024828846-00 , ISBN 9784274504686 -
②IDEC株式会社防爆安全技術研究会 編 , IDEC株式会社. 国際規格に準拠した防爆電気機器の安全設計とエンジニアリング : ガス蒸気防爆と粉じん防爆. 日刊工業新聞社, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024433004-00 , ISBN 9784526070303 - ③独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所ホームページ(https://www.jniosh.johas.go.jp/index.html)(2018/12/20確認)
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①田中隆二 著 , 田中, 隆二. 防爆電気設備の基礎知識 改訂2版. オーム社, 2013.
- キーワード
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- 防爆
- 電線管
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000248231