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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000244664
提供館
(Library)
北海道立図書館 (2110028)管理番号
(Control number)
参調 18-0024
事例作成日
(Creation date)
2017/8/5登録日時
(Registration date)
2018年10月31日 00時30分更新日時
(Last update)
2018年10月31日 15時24分
質問
(Question)
『大麻入門』という本に、麻薬の麻という字はかつてヤマイダレのある「痲」と書いていたのが、「1949年に定められた当用漢字表に従って麻という字が使われるようになった」と記述があった。
そのように1949年以前・以後で表記がはっきりと変わったということなら、戦前の資料(政府刊行物や辞書など)に、麻薬という単語がどう表記されているか見てみたい。
回答
(Answer)
まず戦前の官報を確認したが現在と同じ「麻薬」という表記であり、利用者の推測とは結果が異なっていた。
(臺灣總督府で発行された文書では「痲薬」との表記になっていた)

後日、再び来館された際に大漢和辞典、昭和初期の国語辞典、中日辞典、百科事典などの「麻」「麻薬」「麻酔」等の項目を利用者と一緒に確認したところ、国際的に麻薬を取り締まられる法律が成立する以前は、麻薬=しびれ薬と書いてある辞典が多く、「麻」は植物の麻のこと、「痲」はしびれるという意味を持つ文字とされていたことがわかった。
「麻薬」「痲薬」との両方が併記されている、しびれるという言葉を「麻れる」と表記している辞典もあり、手書きで文書を作る際や音に字を当てる際に「麻、痲、痳」との3種の似た文字が混用されていたのではないかという推測もできた。
しかし、利用者の最初の疑問が解消するところまではたどり着けなかった。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本語  (810 7版)
参考資料
(Reference materials)
1 言泉 第1巻 あ?か 落合/直文?著 大倉書店 1927 813/374-1/5
2 言泉 第5巻 ふ?を 落合/直文?著 大倉書店 1928 813/374-5/5
3 大日本国語辞典 第1巻 あ-き 上田/万年?共著 松井/簡治?共著 富山房 1928 813/374-1/2
4 大日本国語辞典 巻5 ふ-ん 上田/万年?共著 松井/簡治?共著 富山房 1941 813/374-5/11
5 日華大辞典 1巻 平岡 竜城∥[ほか]著 東洋文化未刊図書刊行会 1936 823/375-1/103
6 日華大辞典 2巻 平岡 竜城∥[ほか]著 東洋文化未刊図書刊行会 1937 823/375-2/103
7 日華大辞典 3巻 平岡 竜城∥[ほか]著 東洋文化未刊図書刊行会 1938 823/375-3/103
8 日本百科大辞典 1巻 あ-えん 三省堂編輯所∥編輯 三省堂書店 1908 031/374-1/1
9 大漢和辞典 巻3 諸橋轍次∥著 大修館書店 1984.8 813.2/MO/3
10 大漢和辞典 巻7 諸橋轍次∥著 大修館書店 1985.4 813.2/MO/7
キーワード
(Keywords)
大麻
麻薬
漢字
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事項調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000244664解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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