レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/08/21
- 登録日時
- 2018/10/14 00:30
- 更新日時
- 2018/10/14 00:30
- 管理番号
- 6900003668
- 質問
-
解決
小学生が主人公で、日本の子どもがアジアの子どもと交流したり仲良くなったりして、相互理解をうながすような物語を紹介してほしい。
- 回答
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以下の資料があった。
・『クルーの空』(熊谷千世子/作 文研出版 2010.11)
祖父の母国である日本に中国からやってきた美乃と、クラスメイトの大地(小5)は衝突しながらも理解し合おうとする。日本語教室担当経験のある作者による物語。
・『パオズになったおひなさま』(佐和みずえ/著 くもん出版 2014.12)
1934年頃、中国人のリンちゃんと日本人のよっちゃん(小1)の友情物語。中国の大連に暮らしていたが、戦争で日本に帰ることになる。5年生の女の子が、おばあちゃんの昔の話を聞くという形式。
・『茶畑のジャヤ』(中川なをみ/作 鈴木出版 2015.9)
いじめを受け学校で孤立した男の子周(11歳)はスリランカで仕事をする祖父の所へ行く。祖父の運転手を勤めるタミル人のセナ、セナの娘でシンハラ人の母を持つ少女ジャヤと出会う。
・『空にむかってともだち宣言』(茂木ちあき/作 国土社 2016.3)
ミャンマーから転校生として来た難民の女の子ナーミンと日本の女の子あいり(小4)の話。
・『ソーリ!』(濱野京子/作 くもん出版 2017.11)
照葉(小5)が政治や社会について考えていく中で、国際交流のボランティアとしてベトナムから日本に来ている子たちと交流する場面がある。
・『お母さんの生まれた国』(茂木ちあき/作 新日本出版社 2017.12)
カンボジア人の母と日本人の父を持つ女の子未来(小5)が母の生まれた国カンボジアを訪ね、歴史を知り、文化・生活に触れる。カンボジアからの留学生シナットさんの弟で15歳の少年・チャンティーが登場する。
子ども同士ではないが、以下の資料もあった。
・『まっすぐな地平線』(森島いずみ/著 偕成社 2017.10)
悠介(小6)が中国に行ったときに知り合った中国人のおばさん明明が日本にやってくる。
また、次のページに2011年以前の「異文化交流」をテーマにした児童書が載っている。
レファレンス協同データベース(2018/8/21現在)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000098380
[事例作成日:2018年8月21日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 8版)
- 参考資料
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- クルーの空 熊谷/千世子∥作 文研出版 2010.11
- パオズになったおひなさま 佐和/みずえ‖著 くもん出版 2014.12
- 茶畑のジャヤ 中川/なをみ‖作 鈴木出版 2015.9
- 空にむかってともだち宣言 茂木/ちあき‖作 国土社 2016.3
- ソーリ! 濱野/京子‖作 くもん出版 2017.11
- お母さんの生まれた国 茂木/ちあき‖作 新日本出版社 2017.12
- まっすぐな地平線 森島/いずみ‖著 偕成社 2017.10
- https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000098380 (レファレンス協同データベース)
- キーワード
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- 多文化(タブンカ)
- 国際交流(コクサイコウリュウ)
- 外国人(ガイコクジン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000243822