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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000243815
提供館
(Library)
大阪府立中央図書館 (2120005)管理番号
(Control number)
6001033645
事例作成日
(Creation date)
2018/08/05登録日時
(Registration date)
2018年10月14日 00時30分更新日時
(Last update)
2018年10月14日 00時30分
質問
(Question)
6月中旬の夕方19時頃に、西のあたりの空、月のすぐ近くに、とても明るい星が見えた。
2018年は「火星」が地球に大接近する時期と聞いたが、この星は「火星」でしょうか?
回答
(Answer)
ご覧になった星は、「金星」であろうと思われます。

【図書】
・『天文年鑑 2018年版』
(天文年鑑編集委員会/編 誠文堂新光社 2017.11)
p.132-134「金星」の項目によれば、「2018年の金星は、1/9~10/25まで宵の明星として、夕方の西空に輝く。10/25以降は、再び明け方の東空で明けの明星となる。」とあり、
p.135「火星」の項目には、「火星は1月から6月初めまで、夜明け時の地平高度はほぼ30°と変わらないが(中略)安定した気流での観測ができることだろう」とあります。


【インターネット】
・大阪市立科学館のホームページ 「よくある質問コーナー」
「2.あの明るい星は何ですか」(2018.8/5現在)
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/question/text/index.phtml#anohosi
2018年6月に通用するお答え 夕方の空(19時~21時)
日の入り後、西の空のものすごく明るい星→金星「よいの明星」

・国立天文台のホームページ 「ほしぞら情報」(2018.8/5現在)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
によれば、6月中旬の火星は、日の出前の南から南西の空に見えるとのことです。
→「6月に入り、(日の入り30分後 東京では18:59分)宵の西空に輝く金星が見やすくなってきました。
6/16この金星に、細く輝く三日月が近づき、ほのかに赤く光る空を背景に、鋭く輝く金星と三日月がくっきり浮き上がって美しい眺めとなるでしょう。」とあります。


以上のことから、方角や、時期、時間から考えて、ご覧になった星は、「火星」ではなく、「金星」であろうと推測されます。


【そのほか関連資料】
・1)『天文学事典 シリーズ現代の天文学』【4403./10N】( 岡村定矩/代表編 日本評論社 2012.7) p.96-97、
・2)『オックスフォード 天文学辞典』【440.3/6N】(Ian Ridpath/編 朝倉書店 2003.11)p.116-117
・3)『天文学大事典』【440.3/8N】(天文学大事典編集委員会/編 地人書館 2007.6) p.184-185
各「金星」の各項目参照

3)によれば、「地球から見ると、太陽、月に次いで明るい天体である。(中略)金星はその軌道が地球の内側にあるため地球から見て太陽から47度以上離れることはなく、真夜中にはみることができない。
夕方の西の空にある時は「宵の明星」、明け方の東の空にある時は「明けの明星」または「明星(あかぼし)」等と呼ばれる」とのこと

ちなみに「火星」は、これから、夜空のどこに見えるかについても調べてみました。
・国立天文台の「ほしぞら情報」の「火星は夜空のどこに見えるの」という項目に、今後の火星の順行が図示されています(2018/8/5現在)。
https://www.nao.ac.jp/astro/feature/mars2018/position.html

火星は、これから秋にかけて、「宵の明星」として20時頃には、南の空の月の傍の見やすい位置に移動し、しばらく観察することができるそうです。


以上

【事例作成:2018年8月5日】
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
天文学.宇宙科学  (440 8版)
参考資料
(Reference materials)
天文年鑑 2018年版 天文年鑑編集委員会‖編 誠文堂新光社 2017.11 (p.132-134、p.135)
天文学辞典 岡村/定矩∥代表編 日本評論社 2012.7 (p.96-97)
オックスフォード天文学辞典 Ian Ridpath∥編 朝倉書店 2003.11 (p.116-117)
天文学大事典 天文学大事典編集委員会∥編 地人書館 2007.6 (p.184-185)
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/question/text/index.phtml#anohosi  (大阪市立科学館ホームページ 「よくある質問コーナー」「2.あの明るい星は何ですか」)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/  (国立天文台のホームページ 「ほしぞら情報」)
https://www.nao.ac.jp/astro/feature/mars2018/position.html  (国立天文台の「ほしぞら情報」 「火星は夜空のどこに見えるの」)
キーワード
(Keywords)
火星(カセイ)
金星(キンセイ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000243815解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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