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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000240366
提供館
(Library)
福島県立図書館 (2110004)管理番号
(Control number)
福島地域0285
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2018年08月09日 17時59分更新日時
(Last update)
2018年08月09日 18時00分
質問
(Question)
福島市内を流れる川は「暴れ川」が多かったと聞きます。

明治以前の「阿武隈川」や「松川」、その他福島盆地を流れる川の氾濫状況などを記載した資料があれば、お教えいただけると幸いです。

例えば、「松川」は、1600年代?に信夫山の南部を流れていたものが、北部を流れる様に変わったと聞きますが、その第一次資料がわかりません。
また、「阿武隈川」については、現県庁周辺だけでも、川の流れがかなり変遷したと聞きました。
これら、「川筋の変遷」について記載している「第一次資料」をお教えいただけないでしょうか?
回答
(Answer)
1 関連する資料について
(1)『阿武隈川上流改修史 大正8年-昭和34年』建設省東北地方建設局福島工事事務所/編 建設省 1961.4 26cm 390p 図版
地図
 「改修編」「砂防編」「災害編」に分かれ各年度別に記載されていますが、コラム的に他文献から関連する部分をまとめ引用しています。関連箇所の目見が必要ですのでご確認ください。取り急ぎ確認できた箇所は下記の箇所です。

 →p1-11「阿武隈川の変遷」「改修計画概要とその変遷」「阿武隈川の旧流路について」

(2)『阿武隈川・北上川・雄物川・最上川 その治水と利水』国土開発調査会 1989.8 26cm 227p
 →p9-55「阿武隈川」 「第1章 第2節阿武隈川流路の変遷」の項あり 
            「第2章 阿武隈川の洪水と災害 第1節明治以前の主な洪水」の項あり

(3)『福島県の河川』福島県土木部河川課/〔編〕 福島県土木部河川課 1969.1 22cm 434p 図版
 →p28-55「第1編 第6章阿武隈川上流改修史抜粋」の項あり
 →p82-95[第1編 第7章幹・支川 第4節北部地区(福島地方)」の項に支流の水源・流域に関する記述も見られます。

(4)『福島県河川の研究』田子健吉/著 福島民友新聞社 1924.2 19cm 164,35p 口絵
 →p7-15「(2)各河川の流域面積」の項あり
 →p16-28「(3)河川の水源地と流末」の項に幹・支川の水源・流路に関する記述が見られます。
 →p42-74「(5)洪水と水害から見て」の項あり
  *記載内容が明治期以後となっていますが、基礎文献として多くの文献で引用されています。

(5)『悠久の流れ-未来へ』福島民友新聞社/編 福島民友新聞社 1995 22cm 254p
  *地元紙「福島民友新聞社」が創刊百周年記念として新聞紙上に一年間の連載したものです。
  阿武隈川を通した地域の人々と川とのかかわり、自然環境との共生を綴っています。 

(6)『福島県土木史』福島県建設技術協会 1990.3 27cm 1583p
 →p567-677「第7編 河川」の項に河川改修などの記載があります。
 →p845-973「第11編 災害復旧」の項に
  *記載内容が明治期以後となっていますが、一覧性がありまとまった記述があります。

(7)『福島県災害誌』福島県総務部消防防災課/編 福島県総務部消防防災課 1972 22cm 579p 図版
  福島県内で起った様々な災害が編年体で記された資料です。巻末に災害別索引が付き、p567に引用参考文献が書かれています。

(8)『郷土の研究 4号』伊達町郷土史研究会伏黒部会 1979.7
 →p14-17「寛治四年以降阿武隈川洪水史」編集部/編
 →p18-19「阿武隈川河川工事の変遷」佐藤晋吉/著

2 「第一次資料」について
 2-1地理的には「地形図」(5万分の1)を参考に記されているようです。
   *他地区ではありますが、文献を紹介します。
(9)『福島地理論集 第33巻第2号』福島地理学会 1989.12
 →p31-36「白河市西方西郷村における阿武隈川の流路変遷について」渡辺郁夫・中村嘉男/共著 参考文献あり
(10)『福島地理論集 第28巻第1号』福島地理学会 1984.6
 →p18-19「阿武隈川上流地域の地形発達(演旨)」渡辺郁夫/著 
 2-2近世資料について
(11)『近世ふくしまの国絵図 歴春ふくしま文庫58』阿部俊夫/著 歴史春秋出版 2010.9 19cm 177p
  福島県内の近世の絵図についてその成り立ちから特徴などが記されています。
(12)『阿武隈川の舟運 歴春ふくしま文庫61』竹川重男/著 歴史春秋出版 2005.5 19cm 197p
  舟運に関する資料ですが、水路についての記載も見られます。
 下記の資料は近世の風土記ですが各地区の記載事項に「川」の項があり、水源・流域に関する記述も見られます。
(13)『福島市史資料叢書 第30輯信達一統志』福島市史編纂委員会/編 福島市教育委員会 1977.3 21cm 244p 図
(14)『福島市史資料叢書 第36輯信達二郡村誌Ⅰ』福島市史編纂委員会/編 福島市教育委員会 1982.3 21cm 224p
(15)『福島市史資料叢書 第40輯信達二郡村誌Ⅱ』福島市史編纂委員会/編 福島市教育委員会 1984.3 21cm 231p
(16)『福島市史資料叢書 第43輯信達二郡村誌附録』福島市史編纂委員会/編 福島市教育委員会 1985.3 21cm 11,172p

3 WEB情報について
(17)ふくしま荒川ミュージアムのHPに下記の研究論文があります。
「選奨土木遺産―阿武隈川支川荒川の歴史的治水・砂防事業について」
  http://www.pn-planet.co.jp/museum/index.files/PDF/saboujigyo_doc.pdf
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
越浜廃寺発掘調査資料 など
NDC 
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000240366解決/未解決
(Resolved / Unresolved)