レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年06月02日
- 登録日時
- 2018/07/23 15:30
- 更新日時
- 2018/09/22 10:24
- 管理番号
- 0-1-20170602-1
- 質問
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解決
一宮町長を務めた「豊島半七」という人物の写真を探している。また、一宮町最後の町長だったかどうかも確認したい。
- 回答
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『一宮市史 巻之下』.飯田 吉之助/著.一の宮新聞社,1924,A273/15/2
歴代一宮町長の写真が載っており、P.2に豊島半七の写真がある。
※同じものが写真資料(PA/2/205)としても登録あり。
※『尾西北のかがみ』.飯田 吉之助/著.一の宮新聞社,1935,A270/1/A
「歴代一宮町長及市長」のページにも上記と同じ写真が見られる。
また、p.47に歴代一宮町長の一覧がある。
こちらを見ると、豊島半七が一宮町長を務めたのは明治35年~36年であり、
最後の町長は大正7年就任の日野常太郎であることが分かった。
- 回答プロセス
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以下の資料で歴代一宮町長の一覧を確認することができた。
『一宮市史 巻之下』.飯田 吉之助/著.一の宮新聞社,1924,A273/15/2 ※写真あり
『史録いちのみや』.松本 勝二/著.郷土出版社,1986,A273/96
さらに、
『郷土に輝く人々 3』.愛知県小中学校長会/編集.愛知県教育振興会,1970,A280/51/3
豊島半七の略歴あり。こちらに、1902年に三代目半七が33歳で一宮町長になったとある。
三代目豊島半七に関する資料を確認したところ、以下のような資料にも写真が掲載されていた。
『遊行録』.豊島 半七/著,1930,049/117
三代目豊島半七の手記。最初のページに写真あり。
『豊島その歩み』.社史編纂委員会,豊島株式会社/編.豊島,1975,A586/トヨ
歴代の写真と年表あり。
『新編一宮市史 本文編 下』.一宮市,1977,A273/19/18
最初のページ「明治の財界人」という写真に豊島半七の名が載っており、「豊島銀行営業主(明治36年頃)」と
書かれている。
そこで『豊島その歩み』の年表を確認したところ、
明治18年「二代目豊島半七没」
明治26年「三代目豊島半七の個人経営による豊島銀行開業」
明治33年「四代目豊島半七生まれる」
とあったため、写真の人物は三代目であると思われる。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000238837