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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000237234
提供館
(Library)
滋賀県立図書館 (2110049)管理番号
(Control number)
滋2017-0024
事例作成日
(Creation date)
2018/05/31登録日時
(Registration date)
2018年06月16日 00時30分更新日時
(Last update)
2018年10月17日 19時09分
質問
(Question)
滋賀県竜王町にある鏡神社(祭神天之日矛)の由緒や伝承などを知りたい。
回答
(Answer)
『滋賀県神社誌』によれば、「社伝によると新羅国より天日槍来朝し捧持せる日鏡を山上に納め鏡山と称し其の山裾に於て従者に陶器を創らしめるとあり。天日槍(アメノヒボコ)を産土神として崇めたのが当社の起源である。」とあります。
また、『竜王町史』上巻の鏡神社(大字鏡)の部分にも、「天日槍(アメノヒボコ)は新羅国の王子で神代この地に来り、その従人を鏡山の渓谷にとどめ彼の地の優れた製陶技術を伝え製陶工業の興隆を図った王子であるといわれている。(中略)史料もほとんど失われ、社史を伝えるものがないが、伝えによると往古この地の住民が製陶工業開発の恩人として祭祀された神社であるといわれている。」とあります。
『海峡を越えた神々』によれば、鏡神社近隣の『道の駅・鏡の里』の歴史展示コーナーに、1804年に林河内という人物が記した「鏡山由来記」という木版刷りの古文書の複製が展示してあり、そこには「そも此山を鏡山といへる事は史によりて考るに垂仁天皇の御宇新羅国の皇子天日槍(アマノヒボコ――※原文ルビママ)といへる人吾邦に来りて此山にとどまり又但馬の国にも住みてみまかりの後瑞宝八品あるなかの出石桙といふを以て出石神社に齋ひ地名を出石と唱へ亦此山にも日鏡といふを以て鏡神社と唱え(※送りがな原文ママ)て、当隣郷にも遷し祀蓮る社もありて今はひとく又はひぼくなど誤り伝へるも少なからず日槍の従者この谷に居して陶人となり吾名邑(アナムラ)又は陶村(スエムラ)にも住みて後には志加楽貴山(シガラキヤマ)へ移りぬ今の陶人その後なるべしこの鏡谷の陶窯の銘猶存して古瓶などの砂中より出でたるいと奇器にして尤も賞すべし(後略)/『日本書紀』の記述を踏まえているが、「日槍」を訛って「ひとく」あるいは「ひぼく」と誤っていることとか、陶器造りの職人たちが「信楽」に移って、信楽焼きの職人になったとか、古窯の跡から陶器や陶片が出てくることなど、地元の人間しか書き得ないような内容となっている」と書かれています。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
1 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.349
2 竜王町史 上巻 竜王町史編纂委員会∥編 竜王町役場 1987年 S-2146-1 p.650-651
3 海峡を越えた神々 川村湊∥著 河出書房新社 2013.8 G-1641-カ p.91-98
4 滋賀の百祭 [正] 大塚虹水∥著 京都新聞社 1990年 S-3800-1 p.162
5 新編日本古典文学全集 2 日本書紀 1 小学館 1994年 G-9180-2 p.307
6 ひぼこの里吾名邑 石田市蔵∥[編集] 石田市蔵 2000年 S-2121- 00 p.2-7
7 ふるさと大発見 平成6年度 レイカディア振興財団∥編集 レイカディア振興財団 1995年 S-2100-94 p.21-31
8 古代豪族と渡来人 大橋信弥∥著 吉川弘文館 2004年 5-2300- 04 p.56-65
9 天日槍と渡来人の足跡 曹智鉉∥著 海鳥社 2005年 G-2910-ソ p.93-97
10 息長氏 宝賀寿男∥著 青垣出版 2014.11 5-2860- 14 p.12-16,189
11 古代ヤマトと三輪山の神 大神神社∥編 学生社 2013.8 G-2103-オ p.202-230
12 週刊古社名刹巡拝の旅 15号 集英社新書編集部∥編集 集英社 2009年 SB-1811- 09
13 御上神社の歴史と美術 野洲町立歴史民俗資料館∥編集 野洲町立歴史民俗資料館 1996年 SB-1726- 96
14 野洲御上神社記 清風会∥編 清風会 1969年 5-1726- 69
15 三上山と御上神社 景山春樹∥著 古代学協会 1970年 SP-1726- 70
16 神饌 岩井 宏実∥編著 日和 祐樹∥著 同朋舎出版 1981年 S-3800- 81
17 近江蒲生郡志 巻6 蒲生郡役所∥編 蒲生郡役所 1922年 S-2140-6 p.399
18 角川日本地名大辞典 25 「角川日本地名大辞典」編纂委員会∥編 角川書店 1979年 S-2900- 79 p.212
キーワード
(Keywords)
天之日矛
天日槍
天目一命
アメノヒボコ
新羅
鏡神社
竜王町
息長氏
阿那郷
兵主大社
三上神社
御上神社
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000237234解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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