レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年03月19日
- 登録日時
- 2018/03/19 09:48
- 更新日時
- 2018/03/23 10:08
- 管理番号
- C2018口頭0302
- 質問
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解決
筒状の丸型ポストから現在よく見る四角いポストに替わったのは郵便量が飛躍的に伸びたからだと聞きました。戦後鉄製の丸型ポストが設置された年と四角いポストが設置された年の郵便量を教えてください。
- 回答
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郵便ポストなどの収蔵品を多数展示、紹介している郵政博物館のホームページ(インターネット情報1)を見たところ、「郵便ポストの移り変わり」のページで、鉄製の丸型ポストは昭和24(1949)年から、四角いポストは昭和45(1970)年から設置されていることがわかりました。
昭和24(1949)年と昭和45(1970)年の郵便量については、リサーチ・ナビの「長期統計」(https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102100.php)を参考に、総務省統計局の「日本の長期統計系列」(http://www.stat.go.jp/data/chouki/)を見たところ、「第11章 情報通信」の郵便に関する統計表に「郵便物引受数」が掲載されていることがわかりました。
ここでは、鉄製の丸型ポストと四角いポストの設置された年が掲載されているインターネット情報1と、郵便引受物数が掲載されているインターネット情報2を紹介します。
鉄製の丸型ポストが設置された昭和24(1949)年の郵便物引受数は30億164万1000通です。角型ポストが設置された昭和45(1970)年の郵便物引受数は117億9677万6000通です。約4倍の伸びです。
インターネットの最終アクセス日は2018年2月20日です。
インターネット情報1
郵政博物館(http://www.postalmuseum.jp/)>博物館ノート>郵政事業の変遷>「郵便ポストの移り変わり〜日本最初のポストから現在のポストまで〜」(http://www.postalmuseum.jp/column/transition/post_10.html)
郵便および通信に関する収蔵品を展示・紹介する博物館のホームページです。郵便ポスト(正式名称は「郵便差出箱」といいます)の形状や設置開始年が紹介されています。
インターネット情報2
総務省統計局(http://www.stat.go.jp/index.htm)>統計データ>総合統計書>「日本の長期統計系列」(http://www.stat.go.jp/data/chouki/)
明治から平成までの日本の国土、人口、経済、社会、文化などに関する統計について、時系列データを総合的に収録して取りまとめたサイトです。
「第11章 情報通信」の「11-1 郵便局数及び郵便物引受数(明治4年度~平成16年度)」に、昭和24(1949)年と昭和45(1970)年の郵便物引受数が掲載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 郵便.郵政事業 (693 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 長期統計
- 郵便
- 情報通信
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 経済社会
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000232721