レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/01/23
- 登録日時
- 2018/03/12 00:30
- 更新日時
- 2018/03/13 09:19
- 管理番号
- 千県中参考-2017-36
- 質問
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解決
プルースト『失われた時を求めて』の登場人物を一覧できる資料はあるか。
- 回答
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すべての登場人物を網羅しているか定かではありませんが、【資料1】【資料2】は比較的多くの人名を列挙しています。
【資料1】『失われた時を求めて 13 第七篇 見出された時 2』(集英社 2001)
巻末p.1-81「登場人物索引」
「本作品に登場する人物を、実在であると架空であるとを問わず網羅的に収録し、これをアイウエオ順に並べたもの」ということです。人物ごとに登場する巻とページ数を記載しています。
【資料2】『A la recherche du temps perdu t. 3』(Gallimard 1954)
本文はフランス語です。人名からその登場する巻とページ数を引ける索引(アルファベット順)が巻末に付いています。
また、【資料3】から【資料5】も、ある程度まとまった数の人名を列挙しています。
【資料3】『失われた時を求めて 1 第一篇 スワン家の方へ』(集英社 1996)
p.371-391「登場人物100人」
五十音順。各人物について簡単に説明されています。
【資料4】『事典プルースト博物館』(フィリップ・ミシェル=チリエ著 筑摩書房 2002)
p.346-398「第二分室『失われた時を求めて』の主要登場人物事典」
五十音順。各人物について簡単に説明されています。
【資料5】『「失われた時を求めて」登場人物事典』(プルースト事典編纂室著 東京新聞出版局 2004)
まえがきによると、本書は「主要な100人の登場人物を取り上げ、さまざまな角度からその人物の個性や変貌、変遷を具体的に追えるように巻、ページを明らかにし」たものです。五十音順に並んでいます。
- 回答プロセス
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千葉県立図書館OPAC(蔵書検索システム)や「CiNii Books 大学図書館の本をさがす」(https://ci.nii.ac.jp/books/)で「失われた時を求めて」「登場人物」等のキーワードで検索して、関連資料に当たりました。また、検索結果の書誌詳細で「失われた時を求めて」の原タイトル「A la recherche du temps perdu」を得て、県立図書館所蔵の外国語図書にも当たりました。
なお、「A la recherche du temps perdu」の最初の「A」にはアクセント記号が付いています。
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (953 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『失われた時を求めて 13 第七篇 見出された時 2』(マルセル・プルースト著 鈴木道彦訳 集英社 2001)(2101322364)
- 【資料2】『A la recherche du temps perdu t. 3』(Marcel Proust Gallimard 1954)(1100416123)
- 【資料3】『失われた時を求めて 1 第一篇 スワン家の方へ 1』(マルセル・プルースト著 鈴木道彦訳 集英社 1996)(0105114160)
- 【資料4】『事典プルースト博物館』(フィリップ・ミシェル=チリエ著 筑摩書房 2002)(0105706170)
- 【資料5】『「失われた時を求めて」登場人物事典』(プルースト事典編纂室著 東京新聞出版局 2004)(0105848685)
- キーワード
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- Proust,Marcel(プルースト マルセル)
- プルースト,マルセル(プルースト マルセル)
- フランス文学(フランス ブンガク)
- 失われた時を求めて(ウシナワレタ トキ オ モトメテ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000232426