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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000231539
提供館
(Library)
さいたま市立中央図書館 (2210012)管理番号
(Control number)
武蔵浦和-1-00028
事例作成日
(Creation date)
2017年09月02日登録日時
(Registration date)
2018年02月28日 12時13分更新日時
(Last update)
2018年03月31日 18時40分
質問
(Question)
アメリカの軍人で、東京裁判のときに東条英機らにとても親切だったというケンワージーの、生没年月日を知りたい。
回答
(Answer)
1892年10月生まれで、1963年11月に亡くなったと思われる。
回答プロセス
(Answering process)
インターネットで“ケンワージー”を検索。別人がヒットする。

“ケンワージー 憲兵”で検索すると、『文藝春秋』2015年8月号がヒットしたため、取り寄せて内容確認。
P.336
ケンワージーのフルネームは「A.S.ケンワージー」「オーブリー・ケンワージー」とある。
P.337中段
「オーブリー・ケンワージーは、一八九二年十月、米ネブラスカ州オハマで生まれた。」とある。
P.342中段
ケンワージーは『東條とその仲間たち』という手記を執筆したが、出版は見送られ、ケンワージーの死後、1966年に
夫人によって原稿などの遺品がカリフォルニア大学に寄贈されたとあるので、1966年までに亡くなっていたとわかる。

業務端末で書名“ケンワージー”を検索。目ぼしいものはなし。
東條英機関係の資料にあたる。

『東京裁判と東條英機』
P.199
(東條の妻“談”)“ケンワージーさまも先頃亡くなられたと承り”とあるが、この文がいつのものか明記されておらず、出典もない。
本の出版は1983年。
引用・参考文献の中にあるかもしれないが、市内に所蔵がなく確認できない。

レファ協の事例にケンワージーに関するものはなし。第二次大戦関係の類似事例で、参考文献になっていたものを取寄せて確認。
『第二次世界大戦人名事典』→×

館内の事典類にあたる。
『岩波西洋人名辞典 増補版』→×
『人物物故大年表 外国人編2 20世紀以降』→×

ジャパンナレッジで検索→×

リサーチ・ナビで“ケンワージー”→以下の情報を得る。
『新聞集成昭和編年史昭和29年版2』(市内なし)
P.605
3月18日東條元大将家を訪ねる東京裁判隊長MPケンワージー中佐

『文藝春秋』31(1)( 1953年1月号)
P.128~P.137
「米憲兵隊長・市ヶ谷の記録―思ひ出のA級戦犯」

『朝日ジャーナル』13(30)(649)(1971年8月号)(市内なし)
P.70
「兵力増強と縮小の対立 E.W.ケンワージー」

ケンワージーの綴りを調べて、アメリカのHPや書籍で調べたい。
国会サーチで“ケンワージー”を検索→11件ヒット。以下の3種類の人物。
オーブリー・ケンワージー
ケンワージー.S
E.W.ケンワージー

Web NDL Authoritiesで“ケンワージー”→×

質問者が読んでいた資料も念のため確認。
『巣鴨プリズン未公開フィルム』→×
2000年刊で、生きていれば90歳くらいか、というようなことは書いてある。

インターネットでスペルを検索すると、オーブリーは「Aubrey」、ケンワージーは「Kenworthy」であるらしいとわかる。
“Aubrey Kenworthy”→同姓同名の別人など、ノイズが多い。

“Aubrey.S.Kenworthy”→本件の人物と思われるケンワージーがヒットする。

1番上の項目(Aubrey Saint Kenworthy Papers-Online Archive of California)
夫人が遺品などを寄贈した、カリフォルニア大学のページ。ケンワージーの論文が今も残っているよう。

7番目の項目([PDF]D-67 Kenworthy,Col)
上記論文の詳細。

8番目の項目(LTC Aubrey S.Kenworthy-720thMilitary Police Battalion)
Bingで翻訳すると、あまり意味はわからないが、1番最後の文を読むと「1963年11月21日」「71歳」「カリフォルニア州」「病院」
とあるので、亡くなった年かもしれない。(少なくとも遺品が寄贈された1966年とは辻褄が合う。)
Google翻訳をすると、その日に大佐の階級が与えられたという文になる。

念のためELNETで“ケンワージー”を検索→1988年からなので×。別人がヒットする。

Wold Catで“Aubrey&Kenworthy”を検索
Kenworthy,Aubrey Saint についてのページはあるが、生没年が書かれていない。

インターネットで“Aubrey Saint Kenworthy”を検索
Amazonの『The Tiger of Malaya:~』の説明文中に「Aubrey Kenworthy(1982-1963)」とある。

市内蔵書を確認。
『Webster’s New Biographical Dictionary』
“Kenworthy”→なし
“St.Kenworthy”→なし
“Saint Kenworthy”→なし
“Aubrey”→なし

『岩波世界人名大辞典 第1冊分』
“Kenworthy”→なし
“St.Kenworthy”→なし
“Saint Kenworthy”→なし
“Aubrey”→なし

CiNiiで“ケンワージー”を検索→5件ヒット。うち3件が本件のケンワージー。
国会図書館のデジタル資料もあるが、館内限定閲覧のため内容確認できず。

国会サーチで“Aubrey Kenworthy”を検索するも、論文の原書と思しきものがヒットするだけ。

聞蔵IIで横断検索→1946年7月5日朝刊P.2にケンワージー氏の写真は載っていたが、今回の質問とは関係なし。
事前調査事項
(Preliminary research)
『巣鴨プリズン未公開フィルム』織田文二/著 茶園義男/監修 小学館 2000年9月
NDC 
参考資料
(Reference materials)
『巣鴨プリズン未公開フィルム』織田文二/著 茶園義男/監修 小学館 2000年9月, ISBN 4-09-404681-X
『文藝春秋』2015年8月号 文藝春秋
『東京裁判と東條英機』上法快男/編 芙蓉書房 1983年5月
『第二次世界大戦人名事典』ジョン・キーガン/編 永沢道雄/訳 原書房 1996年8月, ISBN 4-562-02832-7
『岩波西洋人名辞典 増補版』岩波書店編集部/編 岩波書店 1981年12月, ISBN 4-00-080026-4
『人物物故大年表 外国人編2 20世紀以降』日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2006年6月, ISBN 4-8169-1978-3
『Webster’s New Biographical Dictionary』メリアム・ウェブスター/著 G.&C.MERRIAM CO 1993年
『岩波世界人名大辞典 第1冊分』岩波書店辞典編集部/編 岩波書店 2013年12月, ISBN 978-4-00-080315-1
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
人物
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000231539解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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