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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000228681
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2017-108
事例作成日
(Creation date)
2017年02月01日登録日時
(Registration date)
2018年01月18日 09時39分更新日時
(Last update)
2018年04月24日 14時30分
質問
(Question)
四天王の1つである帝釈天(タイシャクテン)は人の信仰の強さをためす(測る)と言われているらしいが、その由来を知りたい。また、教典(仏典)から来ているものであれば、その仏典が知りたい。
回答
(Answer)
下記の資料を提供した。
1 『世界大百科事典 16(セム-タイシ)』(平凡社 2007.9)
p620「たいしゃくてん 帝釈天」
「古代インド神話における代表的な神であるインドラが仏教にとり入れられたもの。(中略)須弥山の頂上の初利天に在って、部下の四天王を中腹の東西南北に配置し、善悪邪正をただして仏法を守護する神として信仰を集める」とある。

2 『日本大百科全書 14 そ〜たろ』(小学館 1987.3)
  p403「帝釈天 たいしゃくてん」
 「『大乗涅槃経』「聖行品」にある雪山童子の説話は有名」

3 『大乗涅槃経入門 ブッダ最後の教え』(望月良晃著 春秋社 1998)
  p151-164「雪山童子求法物語」
『大乗涅槃経』「聖行品」雪山童子説話の口語全訳
回答プロセス
(Answering process)
1 参考図書で〈帝釈天〉を調べる。
(1)『世界大百科事典 16(セム-タイシ)』(平凡社 2007)

(2)『日本大百科全書 14 そ〜たろ』(小学館 1987)
p403「帝釈天 たいしゃくてん」
「もとはバラモン教の神で、インド最古の聖典『リグ・ベーダ』のなかでは、雷霆神であり武神である。ベーダ神話に著名なインドラIndraが原名で、阿修羅との戦いに勇名を馳せる。仏教においては須弥山の頂上にある【りっしんべんに刀 トウ】利天の善見城に住して、四天王を統率し、人間界をも監視する。(中略)『大乗涅槃経』「聖行品」にある雪山童子の説話は有名で、帝釈天が羅刹に身を変じて童子の修行を試し励ます役割を演じている。」

(3)『東洋神名事典 Truth in fantasy』(桂令夫〔ほか〕著 山北篤監修 新紀元社 2002)
p214「帝釈天」
「天 仏教 インド神話の天界の神、太陽神、雷神などとされるインドラが仏教に取り込まれて生れた神。(中略)釈迦の修行時代から釈迦を助けていたとして、仏法の守護神とされるが、密教においては、このほかに十二天の一尊として、東の方角を守る神とされている。」

2 NDC分類〈164〉の棚にあたる。
『インド神話』(ヴェロニカ・イオンズ著 酒井伝六訳 青土社 1990)
p39-44「インドラ」
「ヴェーダ」における「インドラ」の記述あり。
p167-174「インドラ」
「ヒンドゥー神話」における「インドラ」の記述あり。

3 自館目録を〈大乗涅槃経〉で検索する。
『大乗涅槃経入門 ブッダ最後の教え』(望月良晃著 春秋社 1998)

4 《国立国会図書館リサーチ・ナビ》( http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/  国会図書館)を〈帝釈天〉で検索する。
「インド神話にルーツを持つ仏教の神々(レファレンス事例・ツール紹介(2)):アジア情報室通報 14巻2号」( http://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/bulletin14-2-3.php  国会図書館)

5 《google》( https://www.google.co.jp/  Google)を〈帝釈天〉で検索する。
  「帝釈天」(ウィキペディア  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%9D%E9%87%88%E5%A4%A9
 「帝釈天の名はインドラの名前のシャックロー・デーヴァーナーン・インドラハ(梵:Śakro devānām indraḥ,巴:Sakko devānam indoのうち、sakraを釈と音訳したものに、devaを天と意訳して後部に付け足し、indraを帝と意訳して冠したもの。」とあり。

ウェブサイトの最終アクセスは2017年2月1日
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
経典  (183 9版)
参考資料
(Reference materials)
『世界大百科事典 16(セム-タイシ)』(平凡社 2007)
『日本大百科全書 14 そ〜たろ』(小学館 1987), ISBN 4095260149
『東洋神名事典 Truth in fantasy』(桂令夫〔ほか〕著 山北篤監修 新紀元社 2002), ISBN 4775301233
『インド神話』(ヴェロニカ・イオンズ著 酒井伝六訳 青土社 1990), ISBN 4791750756
『大乗涅槃経入門 ブッダ最後の教え』(望月良晃著 春秋社 1998), ISBN 4393132858
《国立国会図書館リサーチ・ナビ》「インド神話にルーツを持つ仏教の神々(レファレンス事例・ツール紹介(2)):アジア情報室通報 14巻2号」( http://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/bulletin14-2-3.php  国立国会図書館)
キーワード
(Keywords)
帝釈天
経典
仏教
由来
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
人物
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000228681解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決