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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000227287
提供館
(Library)
岡山県立図書館 (2110029)管理番号
(Control number)
M17092013587296
事例作成日
(Creation date)
2017/9/14登録日時
(Registration date)
2017年12月24日 00時30分更新日時
(Last update)
2018年03月25日 00時30分
質問
(Question)
神戸市と大阪市にあった「家庭養護寮」について知りたい。また、現在も存在しているのか。
回答
(Answer)
『子どもの人権大辞典 1 ア~シ』p.146、「里親制度における政策主体の意図 1960年代から1980年代の社会福祉の政策展開に着目して」(『人間文化研究』8,2007.12)p.87によると、「家庭養護寮制度」は「3~5人程度の児童を専門的養育技術をもった一般家庭に委託し、親密な継続的人間関係のなかで児童の健全な発達を支援する」目的の下、1960(昭和35)年に神戸市で始まった「里親養育と施設養護の中間的機能をもつ」制度である。翌1961(昭和36)年には大阪市でも始まった。

「子どもの社会的養護におけるファミリーホームの意義と課題」(『道北福祉』3,2012.3)p.25によると、平成20年の児童福祉法改正(平成20年法律第85号)により「小規模住居型児童養育事業」(ファミリーホーム)が制度化されたため、既存の「家庭養護寮」をはじめ里親型のグループホームは、厚生労働省が定めた第二種社会福祉事業となった。
そのため「家庭養護寮」自体は、上記制度適用開始の平成21年4月1日をもって終了したといえる。
なお、神戸市の「家庭養護寮」は「1991年に兵庫県が「家庭養護里親手当」として里子1名について1万円を加算することにしたのに応じて、1992年に神戸市も同じ制度を導入したことにより」事実上終了したと見なされている。

ほか、家庭養護寮の成立及び特色に関しては情報源④~⑥が詳しい。また、神戸市の家庭養護寮に関しては情報源⑦のほか、制度成立に大きな役割を果たした檜前(ひのくま)敏彦神戸市民生局長(当時)について詳説した⑧、機能についても詳説した⑨がある。⑩は、神戸市最初の家庭養護寮に認定された2家庭のうち、小笠原平八郎・圭子夫妻の家庭養護寮の日々を記している。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
社会福祉  (369 9版)
参考資料
(Reference materials)
①子どもの人権刊行委員会 編集責任『子どもの人権大辞典 1 ア~シ』エムティ出版,1997,500p. 参照はp.146.(資料番号:0004165825)
②貴田(左高) 美鈴「里親制度における政策主体の意図 1960年代から1980年代の社会福祉の政策展開に着目して」『人間文化研究』8,2007.12,p.83-97,参照はp.87.(機関リポジトリで全文公開  http://id.nii.ac.jp/1124/00000189/
③藤田航介「子どもの社会的養護におけるファミリーホームの意義と課題」『道北福祉』3,2012.3,p.22-35,参照はp.25.(機関リポジトリで全文公開  http://id.nii.ac.jp/1088/00001636/
④芹沢俊介ほか編『養育事典』明石書店,2014,620p. 参照はp.152-155.(資料番号:0012564704)
⑤岩崎美枝子「ファミリー・グループ・ホームのとりくみ 家庭養護寮制度から「ふれあいの家」まで」『児童養護』13(3),1982.12,p.8-11.(国立国会図書館デジタルコレクション図書館送信参加館内公開資料  http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1837406
⑥岡村重夫「家庭養護寮促進運動の意義と現状」『ケース研究』(4)(72),1962.8,p.46-52.(国立国会図書館デジタルコレクション図書館送信参加館内公開資料  http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2672482
⑦佐々木啓子「里親の発見開拓方式について 神戸方式“愛の手運動”を中心にして」『児童養護 第12巻 家庭養護の諸問題』日本図書センター,2008,130p. 参照はp.106-108.(資料番号:0008614588)
⑧伊藤友宣『親とはなにか』中央公論新社,1972,229p. 参照はp.26-33.(資料番号:0011500717)
⑨伊藤龍仁「家庭養護に関する政府定義の再考 里親制度の歴史を踏まえて」『東邦学誌』44(2),2015.12,p.49-67.(機関リポジトリで全文公開  http://id.nii.ac.jp/1532/00000395/
⑩小笠原圭子『若い里母の記録』のじぎく文庫,1962,178p.(国立国会図書館デジタルコレクション図書館送信参加館内公開資料  http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3043725
キーワード
(Keywords)
家庭養護寮
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
M2017092013532987296
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
全年齢
登録番号
(Registration number)
1000227287解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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