レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/11/29
- 登録日時
- 2017/12/23 00:30
- 更新日時
- 2018/01/15 11:21
- 管理番号
- 6000037545
- 質問
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解決
鯨の皮や油の硬い部分を料理に使いたいと思うが、おでんのコロはどのように加工されているのか知りたい。
- 回答
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『食材クッキング事典』、『理論と実際の調理学辞典』、『鯨と日本人』
- 回答プロセス
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『食材クッキング事典』p84
ころ・・・本皮を鯨油で揚げて乾燥させたもの。煮るともちのようにやわらかくなるので、もち鯨ともいい、一般にはいり皮ともいう。おでん、みそ汁、煮込みなどに使う。
『理論と実際の調理学辞典』p114
煎り皮・・・コロとも呼ばれる。脂肪のついた皮を煮て油をとり、あとに残ったのが煎り皮である。おでんだねにしたり、土手鍋の具にしたりする。
『鯨と日本人』p69
コロについて記載あり。
鯨油を採るために皮を煎ったときの副産物。
コロの横綱は、ナガスかシロナガスの舌からできるサエコロだった。
『日本の食生活全集 27 聞き書 大阪の食事』
『大阪食文化大全』
には、記述が見当たらなかった。
- 事前調査事項
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『徳家秘伝鯨料理の本』は見た。
- NDC
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- 漁労.漁業各論 (664)
- 参考資料
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- 『食材クッキング事典』 学研
- 『理論と実際の調理学辞典』 吉松 藤子/[ほか]編集 朝倉書店
- 『鯨と日本人』 柴 達彦/著 洋泉社
- キーワード
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- 鯨(クジラ)
- 料理(リョウリ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000227163