レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年10月21日
- 登録日時
- 2017/12/08 13:54
- 更新日時
- 2018/03/20 11:50
- 管理番号
- ASK0000031907
- 質問
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解決
終戦直後(1945年から1950年)の東京大学の学費は幾らだったのでしょうか。
- 回答
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大学の授業料は「学部通則」に定められており、各年度の「大学一覧」・「学部要覧」に掲載されるものですが、この時期にはどちらも刊行されていません。
『帝国大学新聞』第17巻(総合図・参考室 377.05:Te25:17)昭和22年3月12日1面「授業料600円へ」という記事に「昨年4月に180円から360円にはね上がった授業料が」とありました。
以後、昭和24(1949)年4月13日付文部次官通牒を受けて3,600円となる(『東京大学百年史』資料編1「学部通則」昭和24年4月26日改正)まで毎年値上げが続いたようです。
学費には教科書代なども入りますが、学生生活全般を調査した『東京大学学生生活実態調査報告』(総合図・書庫 ZK:364)は1950年から発行されています。こちらには学部別の勉学費の分布が掲載されています。
以上の資料は総合図書館で閲覧可能です。当館ホームページで利用条件・休館日等をご確認の上、ご来館ください。
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 大学.高等.専門教育.学術行政 (377 8版)
- 参考資料
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不二出版株式会社. 帝國大學新聞 復刻版. 不二出版, 1984.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000058892-00 -
東京大学百年史編集委員会 編. 東京大学百年史 資料 1. 東京大学出版会, 1984.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001678559-00 , ISBN 4130010549 - 東京大学厚生部. 東京大学学生生活実態調査報告. 東京大学厚生部, 1950-.
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不二出版株式会社. 帝國大學新聞 復刻版. 不二出版, 1984.
- キーワード
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- 授業料
- 学費
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 本学関連
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000226065