次の資料に関連記述を確認しました。
・『日本史講座 第6巻』(歴史学研究会/編,日本史研究会/編 東京大学出版会 2005)
p.99-127「4 幕府行政論」に、享保期以降の行政や政務処理についての解説があります。また、p.124には「江戸幕府の行政は、将軍―老中―奉行という職制で(中略)整然としたプロセスをへて執行された」とあります。
・大石慎三郎/著「江戸幕府の行政機構」(『學習院大學經濟論集 10(1)』1973 p.45-61所収)
江戸幕府の行政機構のうち、寛永10年代に整備された機構の特性や各職制の構成・職務について解説した論文です。
オープンアクセスとなっており、以下のURLから確認できます。
CiNii(国立情報学研究所)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007523780(最終確認日:2017年2月4日)
各職制の組織図・解説は、以下の資料にもあります。
・『江戸幕府大事典』(大石学/編 吉川弘文館 2009)
p.67-446「第二部 職制編」に各職制の解説があります。
また、p.1073-1064付録として「江戸幕府職制図(文久年間)」が掲載されています。
・『徳川幕府事典』(竹内誠/編 東京堂出版 2003)
p.130-p.177「第三章 幕府の職制」に各職制の解説があります。
また、p.416-430「幕府職制一覧」があります。