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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000223085
提供館
(Library)
相模原市立橋本図書館 (2210035)管理番号
(Control number)
相橋-H29-018
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2017年10月13日 16時40分更新日時
(Last update)
2017年12月09日 15時11分
質問
(Question)
A)明治期に発明された日本語について研究した国語学者や、それらの著作を知りたい。
B)(追加)明治期に新しい言葉を最初に作った人がわかる資料はないか。
回答
(Answer)
A)資料①~⑧を閲覧後、①⑧を貸出した。
B)③⑨⑩⑪⑫を貸出した。
回答プロセス
(Answering process)
A)について
自館OPACでキーワード“翻訳語”“外来語”“明治”などで検索した結果、次の資料が見つかった。
①『翻訳語成立事情』 柳父章/著 岩波書店 2000 (自館請求記号:S801)
「社会」「個人」「近代」「美」「恋愛」「存在」「自然」「権利」「自由」「彼、彼女」の翻訳語の成立についての記載がある。
奥付の著者略歴に「東京大学教養学部教養学科卒業 専攻-翻訳論 現在-評論家」とある。また、翻訳に関する著書が複数ある。

②『明治のことば辞典』 惣郷正明・飛田良文/編 東京堂出版 1986 (自館請求記号:R813.7)
明治時代に誕生した語や、変化した語、時代的特色を示す語などが収録されている。また、あとがきに「明治ことば」の研究書が紹介されている。
編者の一人である飛田良文は、奥付の著者略歴に「文学博士。現在、国際基督教大学教授、国立国語研究所名誉所員。国語学会評議員。」とある。

③『明治のことば』 齋藤毅/著 講談社 2005 (自館請求記号:810.25)
「社会」「個人」「会社」「保険」「銀行」などの語句の成立についての記載がある。
奥付の著者略歴に「東京大学文学部国文学科卒業。建国大学助教授、国立国会図書館副館長、国立図書館短大学長などを歴任。」とある。

④『明治・大正新語俗語辞典 新装版』 樺島忠夫・飛田良文・米川明彦/編 東京堂出版 1996 (自館請求記号:R813.9)
明治より使われるようになった言葉が幅広く網羅されている。
奥付の編者略歴で、樺島忠夫は「神戸学院大学教授。国語学。」、米川明彦は「学術博士。梅花女子大学助教授。国語学。」とある。

⑤『明治・大正・昭和の新語・流行語辞典』 米川明彦/編著 三省堂 2002 (自館請求記号:814.7)
明治元(1868)年から平成元(1989)年までの流行語や新語が年毎に収録されている。編著者は④の編者でもあるが、奥付の略歴には「専門は、俗語研究・手話研究・聖書研究。」とある。

⑥『日本語の近代』 小森陽一/著 岩波書店 2000 (自館請求記号:810.26)
明治時代の「言文一致体」を基礎として現在にいたる「日本語」の成り立ちについて論じられている。
奥付の著者略歴に「日本近代文学専攻。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。成城大学助教授を経て、現在、東京大学教授。雑誌『漱石研究』の編集に携わる。」とある。

⑦『外来語の総合的研究』 石綿敏雄/著 東京堂出版 2001 (自館請求記号:814.7)
南蛮船時代(16世紀)からの、主にカタカナの外来語を扱った研究書。奥付の著者略歴に「現在 国立国語研究所名誉所員、茨城大学名誉教授 専攻-言語学」とある。 

⑧『概説現代日本のことば』 佐藤武義/編著 朝倉書店 2005 (自館請求記号:810.26)
明治以降大きな変化を遂げた日本語についての各論(外来語、漢語、方言など)がまとめられている。
奥付の編著者略歴に「東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学 現在 東北大学名誉教授」とある。

B)について
上記の検索結果と、②の資料のあとがきで紹介されていた研究書から、さらに下記の4点の資料を追加した。
⑨『近代訳語考』 広田栄太郎/著 東京堂出版 1969 (横浜市立図書館請求記号:814/56)
「彼女」「恋愛」「接吻」「汽車」「鞄」「悲劇」「映画」「世紀」「常識」「燐寸」「頁」「倶楽部」「背広」「冒険」「的」などの訳語の文献上の履歴が記載されている。また後半では、西周、福沢諭吉、前島密、福地源一郎、加藤弘之、井上哲次郎、柳河春三、川本幸民、津田真道、箕作麟祥などが造った訳語についての記述がある。

⑩『翻訳の思想』 加藤周一・丸山真男/校注 岩波書店 1991(自館請求記号:121)
明治時代に、福沢諭吉、加藤弘之、中江兆民、坪内逍遥、森鴎外などが翻訳した西洋の文献を、対訳式で掲載している。

⑪『翻訳語の論理』 柳父章/著 法政大学出版局 2003 (自館請求記号:810.4)
⑫『近代日本語の思想』 柳父章/著 法政大学出版局 2004 (自館請求記号:816)
⑪⑫とも、①資料の著者の著作で、⑪は二葉亭四迷や福沢諭吉などの翻訳語について、⑫明治時代に翻訳から生まれた新文体について論じられている。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
語彙  (814)
参考資料
(Reference materials)
『翻訳語成立事情』 柳父章/著 岩波書店 2000
『明治のことば辞典』 惣郷正明・飛田良文/編 東京堂出版 1986
『明治のことば』 齋藤毅/著 講談社 2005
『明治・大正新語俗語辞典 新装版』 樺島忠夫・飛田良文・米川明彦/編 東京堂出版 1996
『明治・大正・昭和の新語・流行語辞典』 米川明彦/編著 三省堂 2002
『日本語の近代』 小森陽一/著 岩波書店 2000
『外来語の総合的研究』 石綿敏雄/著 東京堂出版 2001
『概説現代日本のことば』 佐藤武義/編著 朝倉書店 2005
『近代訳語考』 広田栄太郎/著 東京堂出版 1969
『翻訳の思想』 加藤周一/校注 岩波書店 1991
『翻訳語の論理』 柳父章/著 法政大学出版局 2003
『近代日本語の思想』 柳父章/著 法政大学出版局 2004
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
人物 言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000223085解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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