レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/08/18
- 登録日時
- 2017/09/27 00:30
- 更新日時
- 2017/09/27 00:30
- 管理番号
- 6001026177
- 質問
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解決
児童文学において、最初に親の離婚を扱った作品を探しています。
- 回答
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児童文学において、最初に親の離婚を扱った作品は、以下の資料です。
・翻訳作品『ふたりのロッテ(岩波少年文庫 5)』(ケストナー/作 高橋健二/訳 岩波書店 1950)
・日本の作品『モモちゃんとアカネちゃん(児童文学創作シリーズ)』(松谷みよ子/著 菊池貞雄/絵 講談社 1974.6)
以下の資料には、両親の離婚について扱った作品についての記述がありました。
・『児童文学の大人たち:物語の中の名脇役(森の小道シリーズ)』(鳥越信/著 文渓堂 1995.3) p27-34
「児童文学の世界では、長いあいだ多くのタブーが存在していた。両親の「離婚」もその一つである。そのタブーを破ったのは、ドイツのエーリヒ・ケストナーによって書かれた『ふたりのロッテ』で、第二次世界大戦が終わってまもない一九四九年のことだった」(p27)、「日本での第一号は、松谷みよ子の『モモちゃんとアカネちゃん』で、一九七四年のことだった。」(p28)
・『講座日本児童文学 5』(明治書院 1974) p80
・山花郁子「離婚を描いた作品をめぐって」
『日本児童文学』 24(5)<272>(日本児童文学者協会 1978.5)p61-66
[事例作成日:2017年8月18日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- ふたりのロッテ ケストナー∥作 岩波書店 1950
- モモちゃんとアカネちゃん 松谷/みよ子∥著 講談社 1974.6
- 児童文学の大人たち 鳥越/信∥著 文渓堂 1995.3 (27-34)
- 講座日本児童文学 5 明治書院 1974 (80)
- 日本児童文学 日本児童文学者協会 日本児童文学者協会 24(5)<272> (61-66)
- キーワード
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- 離婚(リコン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000222413