レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年08月23日
- 登録日時
- 2017/08/25 11:30
- 更新日時
- 2018/06/23 16:36
- 管理番号
- honlib-2017-009
- 質問
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解決
ハンス・リヒター(Hans Richter)の「色のオーケストレーション」(東京国立近代美術館所蔵)の解説が載っている資料(日本語で書かれたもの)はあるか。
- 回答
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【資料2】に簡単な解説があり、【資料4】には、この作品についての記述が少しあり。
- 回答プロセス
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①「独立行政法人国立美術館所蔵作品総合目録検索システム」で検索し、「色のオーケストレーション」の作品のデータを見たところ、「日米抽象美術展」(国立近代美術館 1955年)に出品されていたことがわかったため、「日米抽象美術展」の展覧会カタログ(【資料1】)を見てみたが、図版と作者の略歴は載っていたが、作品の解説はなし。②当館OPACで、キーワード「Hans Richter」で検索し、ヒットしたものの中から、和書(図書)と和展覧会カタログ(他館所蔵品展、コレクション展を除く)をすべて見てみたが、掲載されているものはなし。③当館OPACで、キーワード「色のオーケストレーション」で検索したところ、(東京国立近代美術館)工芸館のデータから、東京国立近代美術館60周年記念のイベントのチラシがあることがわかり、当館イベントの配布物の中から【資料2】に、作家の略歴と簡単な作品の解説が載っていたため、これを提供した。④後日、他に資料がないか調べてみたところ、CiNiiの論文検索で、キーワード「ハンス」「リヒター」で検索し、ヒットしたものの中から、関係ありそうなもので、当館に所蔵しているものが2件(現物を見たところ、記事が合計3件(【資料3】【資料4】【資料5】))あったが、この作品について少し触れているものが1件(【資料4】)あるのみで、【資料3】と【資料5】は、参考にはなるかもしれないと思われた。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 【資料1】朝日新聞社企画部編集 『日米抽象美術展』 朝日新聞社, 1955 (当館請求記号: CG||NMA1||22)
- 【資料2】「Concerto Museo : 絵と音の対話 : 東京国立近代美術館60周年記念」(8/10「絵と音 : 対話的手法」)(2012年8月10日-8月12日に行われた東京国立近代美術館開館60周年を記念するイベントの8月10日分の配布物) (配布物のため請求記号なし)
- 【資料3】秋山邦晴 「ハンス・リヒター : あるいは動きのオーケストレーション」 『みづゑ』 美術出版社 736号, 1966.6 p.15-25. (当館請求記号: ZW||ミ)
- 【資料4】大島辰雄編訳 「ハンス・リヒター : わたしのダダ50年 : 自伝的ノートより」 『みづゑ』 美術出版社 736号, 1966.6 p.26-28. (当館請求記号: ZW||ミ)
- 【資料5】大島辰雄 「ハンス・リヒターの絵巻物 : 動きと色彩のオーケストレーション」 『三彩』 三彩社 201号, 1966.6 p.54-57. (当館請求記号: ZW||サ)
- キーワード
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- ハンス・リヒター
- Hans Richter
- 色のオーケストレーション
- 東京国立近代美術館
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- ガイドスタッフ
- 登録番号
- 1000221035