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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000219640
提供館
(Library)
豊中市立図書館 (2310050)管理番号
(Control number)
6000035201
事例作成日
(Creation date)
2017/07/24登録日時
(Registration date)
2017年08月01日 00時30分更新日時
(Last update)
2017年08月13日 17時15分
質問
(Question)
CDは何十年か経つと聴けなくなるという話を聞いたことがあるが、どれぐらい経つと聴けなくなるのか?何が原因で聴けなくなるのか?長持ちさせる方法はあるか?
回答
(Answer)
回答プロセスに記載の資料を見ていただいた。
回答プロセス
(Answering process)
『素朴な疑問をばっちり解決CD&DVDのしくみ・扱い・作り方・楽しみ方』(技術評論社)
p28に、自分で作成したCD、DVDの保管について記載あり。
光メディアについて、某メディアメーカーが、「気温24度、湿度50パーセントの保管ケースで適切に保存していれば100年以上はもつ」と公言した、とあり。
補足欄に、「CDが登場したのは1982年・・・新しいメディアでその耐久性については確固たるデータはまだない」とある。

『サウンド・クリエイターのための、デジタル・オーディオの全知識』(白夜書房)
『CD技術のすべて』(電波新聞社)
CDの仕組みについて詳しいが、寿命については記載なし。

『図解CD読本』(オーム社)
光ディスクの寿命推定に関する国際標準規格について記載があるが、具体的な寿命の記載はなし。

聞蔵Ⅱを「CDの劣化」で検索すると、「1990年03月17日 夕刊」に「決め手に欠く書物の保存 酸性紙の劣化防止進まず 」という記事があり、

「音楽評論家の石井宏さんは昨年、「CDは腐る」という文章を雑誌に発表し、音楽関係者の間で反響を呼んだ。」とある。

また、同記事に、「温度20度、湿度95%の条件下では、100年以上もつと推定している」とするのは日立製作所。ただし、「異物が混入したり傷があったりすれば、この限りではなく、直接、寿命何年とは言わない。数年ごとの複写が望ましい」とつけ加える。
 ソニーも「よほど過酷な条件でない限り、100年、200年は問題はないはず。ただ、CD-ROMの場合は扱う情報が違うから、オーディオCDとは条件が変わってくるかも知れない」としている。」「外国のあるメーカーの試験データだが、オーディオCDを65度、95%の条件下に2時間、40度、95%で12時間、さらに零下30度で2時間置くというテストを、30回繰り返したら、6割は演奏不能になった、という数字もある」とある。

「CDは腐る」を、国会図書館サーチで検索。「新潮45」1989年4月号の記事であることが分かる。豊中市立図書館所蔵なし。大阪府立図書館に所蔵あり。


検索サイトで「CDの劣化、耐久性 耐用年数」等で検索。
maxell   「CDの仕様について よくあるご質問 」「CD-R/-RWの寿命は何年位ですか?」約30年程度。(あくまでも加速試験での推測寿命であり、保証値ではない)。
ディスク寿命はディスクの保管状態や取り扱いにも影響されるところがある。直射日光の当たるところや高温・高湿や温度変化の激しい場所での保管は避け、ディスクの記録面に傷や汚れが付着しないよう、使用しない場合にはケース等に入れて保管してください。
http://www.maxell.jp/consumer/data_disc_cdr/cdr_faq/cd_faq01.html (2017.8確認)

国立国会図書館 よくあるご質問:電子情報の保存
Q「CDやDVDなどはどのような状態で保存したらいいですか? 」
好適な環境で保存したとしても、光ディスクや磁気ディスクの予測寿命は20年といわれている。「電子情報保存に係る調査研究報告書」(平成15年3月)に、出典、株式会社極東マイクロのWeb サイトからの表(米国 国立公文書館A.Calmes氏のデータに基づく)あり。
http://www.ndl.go.jp/jp/help/preservation2.html  (2017.8確認)

日経トレンディネット
「記録メディアの寿命はどれくらい?」
メディアの耐久性について、メーカーは通常の使い方をした場合の目安として、数十年から100年程度という数値を公表しています。ただし、メディアを直射日光が当たる場所や高温・多湿環境下に長期間放置したり、強い衝撃を与えるとディスクが変質して耐用年数が短くなるので注意が必要です
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/qa/parts/20031006/106168/  (2017.8確認)


日立製作所、ソニーのサイト、日経テレコン、CiNiiを検索するが、各メーカーがCDの耐久性について発表した記事、論文等は見つからなかった。


「電子情報保存に係る調査研究報告書」(平成15年3月)に掲載されていた、
A(Alan).Calmesで検索。
Alan Calmes氏の論文、
Alan Calmes: “New confidence in microfilm,” Library Journal, Vol.11, (1986.)
を参考文献としてあげているものがいくつかヒットする。

「電子情報の恒久保存メディア及びそれを用いたシステムに関する調査報告書 」京都大学(2010)
国会図書館デジタルコレクションで読める。
データ保存媒体の材質的寿命の表が掲載されている。それによると、CD-ROM及びDVD-ROM、CD-R及びDVD-R、CD-RW及びDVD-RWの寿命はそれぞれ、5~200年、70~100年、35~70年。
また、「記憶メディアの寿命が幅をもって提示されているのは、保存媒体の品質が製造メーカーによって異なることのほか、実測することのできない寿命を加速試験等によって推定することによる不確定性が加味されているからである」と書かれている。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
情報工学  (548)
通信工学.電気通信  (547)
参考資料
(Reference materials)
『素朴な疑問をばっちり解決CD&DVDのしくみ・扱い・作り方・楽しみ方』唯野 司/著 技術評論社
キーワード
(Keywords)
CD(シーディー)
メディア(メディア)
音楽(オンガク)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000219640解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決